※H28/5/9 旭川空港近辺の路上で撮影
ロードバイク歴3年の管理人が、必要アイテムやコスト・メリットについて述べていく。
必要アイテム
必須
ロードバイク
まずはこれが必要。Amazonで2万円を切っていたのには驚愕した。僕は地元の自転車老舗メーカーでトレックの17万円の品を購入し、その場でサドルの高さ合わせや操作の妙を教えてもらった。1か月後のアフターフォローもついている。
本体の値段はピンキリである。金をかければ良いというものでもないし、安すぎて良いというものでもない。ここらへんは知識量や懐具合と相談してほしい。
空気入れ
乗っているとタイヤの空気は自然と抜けてくるため、定期的に空気を入れる必要がある。シティサイクルに入れるようなものではなく、高圧な空気入れが専門に売られている。タイヤの種類や自分の体重によって適正な圧力があるので、それに従って入れると良い。
ほぼ必須
ヘルメット
時には時速50kmで走行することもあるため、万が一の時に頭部を守るヘルメットは重要といえる。上記『オークル』というメーカーは安価でデザイン性が良く、お勧めである。
ビンディングシューズ
靴底にはクリートと呼ばれる装置が付いており、ロードバイクのペダルに固定する仕組みになっている。これで回転が安定し、走行能力が格段に向上するのだ。なくてもペダルは漕げるが、走行安定感に雲泥の差が出る。着脱のコツは、使用していればすぐにつかめるようになる。
レーシングパンツ
通称レーパン。ロードバイクのサドルは硬いので、長距離走行時はお尻が痛くなる。中には痔になってしまう人もおり、これでは目も当てられない。中に仕込んであるゲルパッドがあなたのお尻を優しくカバーして、長距離走行を助けてくれる。
街乗りなど近場へ行く場合は、サドルカバーを使用するという手もある。これでいちいちレーパンを履く手間が省けるぞ。
あれば欲しい
ドリンクボトル
遠乗りの場合は特に、発汗量が凄まじい。気づけば脱水になっていたなんてこともある。出発前には水分を携帯する必要がある。そんな時に片手で操作できて手軽に水分を摂ることができるアイテムは便利だ。
あわせて本体に装着できるケージを購入すると良い。携帯するのにリュックやバッグを背負うと、邪魔になる。
スピード&ケイデンスセンサー
どれくらいのスピードで走っているのか、1分間のペダル回転数は?そのようなデータをリアルタイムで映し出してくれる。トレーニングの指標にするには必須だろう。また、走行距離も表示するため、その日の成果を記録するのにも重要。
初期コストは10万円~20万円
これくらいで見積もっておけばいいだろう。買い物上手や自分でなんでもできてしまう知識のある人は、もっと安く上がるのかもしれない。僕がすべての設定をプロに依頼して最高のスタートを切るのであれば、20万円は投資する。
以後はメンテナンス費用がかかっていく。大事に乗っていればそんなに維持費はかさまない。車と違って税金もかからないし、推進力は自分の筋力で生み出すため、燃料費もいらない。
メリット
ダイエット効果
本日、近場まで乗ったカロリーを算出してみた。無理なく漕いで1時間、郊外を気持ちよくサイクリングするペースだ。これでなんと690キロカロリーも消費している。
遠乗りなどで100kmを走行すると、この4倍の2760キロカロリーを消費することに。ロードバイクに乗るとやたらと腹が減るのは、ここに原因がある。
1日25kmを走行したとして、それを1か月続ければ概算で700キロカロリー×30=21000キロカロリーの消費となり、それだけで脂肪3キロ以上の減量になる。
ジョギングも同じくらいのカロリーを消費できるが、ロードバイクは遠隔地に行ってちょっとした旅行を楽しめるという付加価値がある。2町ほど足を延ばすことも、難しくない。それで減量までできるのだから、良いことずくめだろう。
風を切る
時速20km~30kmで走行するものだから、スピード感や風を切る心地よさを全身で楽しむことができる。原付に初めて乗った時も、このような爽快な気持ちになったのではないだろうか。ロードバイクの場合は自分の脚でスピードを生み出すため、さらなる達成感を生むことができる。
流れる景色と全身に受ける風、ほとばしる汗で肉体的、精神的に非常に良い効果をもたらすのがロードバイクなのである。
気軽に乗れる
多人数でツーリングするのもおつなものだが、「ちょっと乗るかな」といった具合に1人で気軽に運動できるのも、ロードバイクの魅力といえる。家族などがあり暇を作るのが難しい方もいらっしゃるだろうが、そこは上手に理解を得て親しんでいただきたい。
個人的な話になるが、野球やバスケット、サッカーなど他との協調ありきなスポーツには子供のころから馴染まなかった。
ジョギングやロードバイクなど個として淡々と楽しむスポーツが自分には向いていると気が付いてからは、好きなことに余念なく打ち込めるようになった気がする。僕と似たような人は、ロードバイクは向いているかもしれない。
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以上、ロードバイクに必要なアイテムやコスト・メリットについて語らせてもらった。
北海道の短い夏がもうじきやってくる。愛機とともに美瑛や富良野の野を駆けるのが楽しみでしょうがない。