http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/17385 まあ、不景気というのもあるでしょうが基本的に日本人、特に女性の民度が上がったからクルマが売れなくなったんですよ。 昔クリスタル族がもて囃されたり、バブルの頃はクルマを持っていない男は男じゃないとか、外車に乗っていないのは門前払いというふざけた女が結構おったものですが、そういう勘違い系が減ってきたことが大きいでしょう。 ですから当時は田中康夫のように運転がヘタなくせに女を口説くために外車にのる、そして事故を起こすといったアホウが多かったわけです。前にも書きましたが田中康夫センセイがフランス料理屋にクルマに乗り付けて、ワインも飲まなかったかのか、飲んだらタクシーで帰っていたのか気になるところです。 外車にさえ乗っていればあの田中康夫 またクルマに乗ると自分が偉くなったような気になるというアホウも多かったですね。隣がクルマを買ったからウチも買う、という自主性のない人間も減りました。隣は隣、ウチはウチというわけです。世間体のために無批判に他人に追従する人間が減ったわけです。 かつて弟の知り合いの旦那はゴルフに行くのに国産車では恥ずかしいから親にねだって仏車を買ったそうですが、そんなことのために外車を買う方が余程恥ずかしいとあたしゃ思います。 まあ、我が国の民度が上がってきた証拠です。ノーキョーツアーが減ったのと同じです。いま同じことを韓国や中国、ロシアがやっております。 つまりクルマについていた「ステイタスシンボル」というメッキがはげてしまったわけです。生活に必要な人やクルマやドライブが死ぬほど好きだという道楽者は別にすれば、 結構維持費がかかるクルマに乗るよりはその分のお金を自分に投資するとか、将来の老後に備える方が賢明でしょう。お金が余って仕方ないという人はこれまた別ですが。 国内市場が縮小するのは宿命です。あとは外国で稼ぐか、ホンダのように航空産業その他の分野に参入するとか自動車産業も足元が明るいウチから次なる「メシのタネ」を捜すべきでしょう。 個人的にはクルマの運転も乗るのも嫌いですが、個人的は流線型のカルマンギアが好きです。間違って本がベストセラーになったら1/1ミニカーとして買おうかと思っております。というわけで新刊がでたら皆さん本を買ってください。 それから別件ですがテクノバーンに 「ボーイング、超長航続性能無人航空機の試作機開発でDARPAと契約」 http://www.technobahn.com/news/2008/200804221613.html なる記事が掲載されています。このなかで 英クインティック(QinetiQ)社 とありますがこれはキネテックと発音します。 国内で車が売れなくなったのは民度が上がった証拠 http://tb.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/bd6b0bae4a |
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私の住んでいる某地方都市では普通車を所有すると駐車場代とあわせて月割りに直しておよそ3万円ほどのお金がかかる計算になります(重量税・車検代などを併せて)。 |
あーちゃん 2008/04/22 23:36 |
>外車にさえ乗っていればあの田中康夫にすら股を開くようなと付き合うような女性が減ったわけですからこれは慶賀すべきことでしょう。 |
abcd 2008/04/22 23:43 |
新刊買ってますよ〜。だから早くカルマン買って下さいw 納車されたら一緒に私の40年落ちアルファと流しましょう。 |
ドラゴン山崎 2008/04/23 01:44 |
ご無沙汰しています。 |
キヨタニ 2008/04/23 10:03 |
郊外ならば車は必需品ですが、都会では寧ろ邪魔ですね。レンタカーで充分。 |
foo 2008/04/23 11:51 |
少子高齢化と非正規雇用の上昇、さらに物価上昇と賃金が上がらないことが原因ですよ。決して女性の民度が上がったわけでもなんでもない。そもそも年収600万以上の未婚男性を4割女性が望んでいるのに対して20代から30代における独身男性たった3・5%だとさ。 |
ななし 2008/04/23 13:06 |
年収¥100万円にも満たない大和新世代が、車を買って、維持できるわけが無い。とにかく、セダンが売れんねぇー! |
guest 2008/04/23 18:58 |
キューベルワーゲンだと独逸マニアのおっさんホイホイになってしまうぞ! |
ざんぶろんぞ 2008/04/23 21:59 |
3月末まで、軽四を主に販売するディーラーで、車検・点検後の清掃・洗車のアルバイトをしていました。そこで私が目にしたのは、自分の部屋の延長を通り越して最早「走るゴミ箱」と化した多くの車でした。それは、車がステータスであり憧れであった私の年代からすると、「ものづくり」の終焉を思わせるに十分な、惨状と言っても過言ではない有様でした。 |
伊郷五十八 2008/04/24 12:57 |
「ものを大切にしない・ものに感動を覚えない」のは、幼少期からの絶対的なものづくり経験の欠如と欲する物をいとも簡単に与えられてしまう環境からきているのではないでしょうか。かつてこの国の子供の多くは欲しい物をなかなか買ってもらえず、せっかく手に入れた物を宝物のように大切にしていました。また与えられた条件のなかで、自ら創意工夫しておもちゃを作っていましたね。プラモデルひとつとっても魂込めてつくった一品は格別のものだっし、なにより作る過程を楽しんでいましたよ。一方現在の遊びの主流はテレビゲームや携帯電話だったりするわけです。そこにものづくりは存在しないし、重要なのは機能とソフトウェアなわけ。車にしても運転を楽しむとかデザインより機能性重視、家電製品のような車が増えていますよね。ワンボックスカーなんて動く冷蔵庫みたいなもんです。結果、車に対する興味関心はさらにどんどん薄れていき、コスト優先の考えから売れなくなっていくわけですなあ。 |
矢野 2008/04/24 19:21 |
私は、山間部豪雪地帯・電車なしバス廃線地域に住んでいます。車が無いと仕事にもいけませんし、買い物もできません。しかも、兼業農家ですから、軽トラックと軽自動車、妻のVWゴルフ、ランクル100VX、スターレットの5台所有しています。維持費が高かろうが持っていないと生活できないです。公共交通機関の発達している都市部の方には解らないでしょうが・・・ |
慶一朗 2008/08/12 13:23 |
おそらく将来は携帯電話に関心のない若者が増加するだろう。それで中年になったクルマに興味のない現在の若者はおどろくだろう。「若者が携帯電話ももたいないなんて信じられない」こんな感じかな。 |
レオン 2009/05/04 17:49 |
私は都会に住む若者と呼ばれる世代のものですが、周囲を見渡しますと趣味の多様化による車への興味の相対的な低下は起こっていると思います。 |
とおりかかった名無しです 2009/07/12 22:34 |
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