SPCグループは8日、米カリフォルニア州サンホセにフランチャイズ(FC)による同国1号店がオープンしたと発表した。
SPCは2005年にロサンゼルスにパリバゲットを出店して以降、45店舗を直営形態で展開してきた。SPCは商品や材料を供給し、売上高の3%を手数料として受け取るFC事業を開始し、年内に10店舗以上を出店。2030年までに全米で350店舗を展開する計画だ。
SPCのシン・ウジン米国事業部専務によると、サンホセ店は面積225平方メートルで、半径5キロメートル以内には6万人が居住している。4月21日に営業を開始し、1人平均で5100ドル(約54万6000円)を売り上げているという。
パリバゲットは韓国ではFC形式が主流だ。米国でこれまで直営店のみを展開してきたのは、十分に現地に適応した上で、店舗展開を本格化させる構想だったためだ。SPCの許英寅(ホ・ヨンイン)会長は、昨年の創立70周年記念式典で「30年までに米国と中国で計2000店舗以上を展開する」との目標を掲げていた。