【閲覧注意】この記事には少々病んだ表現が含まれますが、気にしないで下さい。
今も絶賛ペットロス中の私。
GWにはキツネ村に行ってみたいと、前々から思っていた我が家。
でも中止です。
それは、Lが死んだから。
あ、Lっていうのはうちで飼っていた犬です。キツネではありません。
でも、パピヨンという犬にはキツネ顔とタヌキ顔の2種類があって、Lの顔はまさにキツネ顔でした。
だから、あんなに楽しみにしていたキツネ村のHPを見ても
Lちゃん…(T_T)
だめだ…楽しめそうもない。
そのうちTVでディズニー映画「ズートピア」のCMが流れるようになり、この顔が画面に映ると…
画像は公式HPより引用しています。
http://www.disney.co.jp/movie/zootopia/character/character02.html
Lちゃん…(T_T)
本当にヤバい。
娘が毎日のように「ズートピア観に行こう。ズートピアってすごく面白いらしいよ!」
と言うので
「Lちゃんみたいのが出てくるから嫌だ」
と断っては
「はー?頭おかしいんじゃない?」と呆れられていました。
でも、ねむれないさめさん(id:nemurenai-same)のネタバレありレビュー記事を、おそろしく長いのでよく読まずにざーっとスクロールしただけですが、面白そうな感じがひしひしと伝わってきたのです。
だってさめさんはもう2回も「ズートピア」を観て号泣してきたのに、「3回目も観る!」と言うのです。
私も「アナと雪の女王」には感動して、2回観に行きました。
「ベイマックス」も本当に良かった。
ディズニー映画は後でDVDでも観れるけれど、やはり劇場スクリーンで見た方が迫力があって感動も大きいですよね。
なので、やっぱり観に行こうかな…という気になったのです。
そして、家族3人で観てきました。
3Dで!
急に思い立ったのがGW中、しかもレディスデーで、席が3Dのしかなかったのです。
でもアナ雪を3Dで観て、大迫力の映像を楽しんだので、夫にもこの機会にディズニー映画を3Dで見せたいと思いました。
画像は公式HPより引用しています。
http://www.disney.co.jp/movie/zootopia/character/character01.html
映画は、うさぎのジュディが愛らしい小さな姿でものすごく頑張っていて、最初から最後までハラハラドキドキでとても面白かったです。
映画の後、ディズニーを全く見ない夫がバカにするかな?と思ったのですが、素直に「面白かった」と言っていました。
私はやっぱり時々Lとニックが重なって、集中出来ませんでしたが、
(これはニック。キツネのニック。Lじゃない…)
と、自分に言い聞かせながら観ていました。
ニックが幼い頃の事をジュディにカミングアウトするシーンが、とても可哀そうで泣けてきました。
私はあそこまで酷い目にあった事はありませんが、疎外感とか孤独感、誰も自分を解ってくれない等の思いを抱えた事はきっと誰にでもあって、このシーンは皆の心に突き刺さるだろうな…と思いました。
画像は公式HPより引用しています。
たくさんの動物が出てきて、賑やかで楽しい映画ではありますが、このストーリーに込められたメッセージは本当に深いです。
決してお子様だけに向けた映画ではありません。あまりにも幼い子供は、劇場で観るのは無理だと思います。
実際、後ろの席はたぶん就学前のお子さんでしたが
すぐに飽きまくって、グズグズうるさくて本当に迷惑でした!
肉食動物と草食動物の違いが解らないうちはストーリーもあまり理解出来ず、楽しめないと思います。
さらに、暗転しおどろおどろしい場面もいくつかあって、幼児はギャン泣きで退場していました。
ジュディがズートピアに向かう列車に乗り込んだ時の映像は、3Dならではの迫力画面を堪能しました。
挿入歌も素晴らしかったです。
アナ雪の曲では、ありのままでいいというメッセージに、当時ドン底の精神状態だった私はずいぶん救われたものです。
ズートピアの「あきらめないで」「やってみるの」「何度も」と繰り返す歌詞も、これからたくさんの人達の応援歌となるのでしょう。
これは、大人こそ観るべき映画だと思います。
綺麗ごとでは済まない世の中に生きていて、疲れた心に効くビタミン剤のような映画でした。
それから、Lちゃん…じゃなかったキツネのニックが本当にカッコよくて素敵でした。
娘など「惚れてまうやろー」状態でしたし、映画を観た娘の友人達も全員、ニックにキュン死だそうです。
これって凄い事ですよね。
お年頃の娘達のハートをわしづかみにするアニメのキツネが、過去にいたでしょうか?
女性にモテたい男性方は、キツネのニックの所作を研究するといいですよ。
ニック・ワイルドから、モテ論を学べる…
かも知れません。