会計クラウドソフト
会計業務を効率化したいフリーランスがチェックするべきクラウド会計ソフト5選
帳簿付けや確定申告の書類作成には会計の知識が必要で、自分で作成すると時間も手間もかかってしまいます。
そうした事務作業の手間を減らしたい…とお悩みの方には、クラウド会計ソフトの活用をおすすめします。
クラウド会計ソフトを使えば会計処理の時間を短縮でき、節約した時間を事業にあてれば収入アップにつながります。
そんな方のために、クラウド会計ソフトを5つまとめました。
会計に時間がかかってしまう方は、クラウド会計ソフトの利用を検討してみてはいかがでしょう?
今回は、時間のかかりがちな確定申告に対応しているソフトを中心にご紹介します。
後半では会計処理や青色申告の参考になる記事・サイトもまとめていますので、最後までご覧いただければと思います。
クラウド会計ソフト5つ(確定申告対応)
freee(フリー)
https://www.freee.co.jp/
「freee」は最近特に注目されているクラウド会計ソフトで、個人事業主と法人向けにそれぞれプランが用意されています。
銀行口座やクレジットカードと同期させておくとWeb明細から帳簿を作成してくれるので、入力の手間が省け
ます。
また、青色申告対応の決算書や確定申告書が自動で作成できるように設計されていて、簿記を学んでいない方でも流れに従って入力していくだけで青色申告に必要な「確定申告書B」が作成できます。
iOSとAndroidアプリが無料配信されていて、スマートフォンからも手軽に操作できます。
「freee」は初期費用不要で、1ヶ月間のお試しプランがあるのでぜひ試してみてください。
料金プラン(税込)
【お試し期間】
データ保存期間:1ヶ月
領収書データ保存:10枚 / 月
【個人事業主プラン】
月額:980円
年額:9,800円
【法人プラン】
月額:1,980円
年額:19,800円
MFクラウド会計 / MFクラウド確定申告
MFクラウド会計は法人用、MFクラウド確定申告は個人事業主用となっています。
いずれのソフトにも銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動取得機能が備わっているので、帳簿作成が楽になります。
銀行口座やクレジットカードだけでなく、「A8.net」「Moba8.net」「もしもアフィリエイト」「クラウドワークス」「ランサーズ」「カラーミーショップ」「BASE (ベイス)」など各種サービスの連携に対応していて、明細から自動で帳簿を作成してくれます。
料金プラン(税抜) / MFクラウド会計
【お試し期間】
45日間基本料金無料
【ライトプラン】
月額:1,980円
年額:21,780円
【ベーシックプラン】
月額:2,980円
年額:32,780円
料金プラン(税抜) / MFクラウド確定申告
【お試し期間】
30日間基本料金無料
【ベーシックプラン】
月額:800円
年額:8,800円
【あんしん電話サポート付きベーシックプラン】
年額:17,200円
※年額プランのみ
弥生会計オンライン / やよいの青色申告オンライン
http://www.yayoi-kk.co.jp/
定番の会計ソフト「弥生会計」のクラウド版です。
基本的な会計帳簿作成機能から決算書の作成まで対応しています。
ただ、「弥生会計オンライン」の決算書作成機能は法人決算のみに対応していて、個人事業主の決算・申告には対応していない点に注意が必要です。
青色申告書の作成は、別のクラウド会計ソフト「やよいの青色申告オンライン」で対応しています。
料金プラン(税込) / 弥生会計オンライン
【無料体験プラン】
最大2ヶ月無料
【セルフプラン】
年額:28,080円
【ベーシックプラン】
年額:32,400円
料金プラン(税込) / やよいの青色申告オンライン
【無料体験プラン】
最大2ヶ月無料
【セルフプラン】
年額:8,640円
【ベーシックプラン】
年額:12,960円
ハイブリッド会計Crew(クルー)
http://crew-hybrid.com/
「Crew」は税理士と共同開発されたクラウド会計ソフトで、会計事務所と共有して使うことでより便利になります。有料プランではメールや電話のサポートがついており、操作がわからないときも気軽に相談できて安心です。
料金プラン(税込)
【トライアルプラン】
1ヶ月無料
【ビジネスプラン(個人)】
月額:980円
年額:10,780円
【ビジネスプラン(法人)】
月額:1,980円
年額:21,780円
ネットde青色申告
https://www.netdeaoiro.jp/
「ネットde青色申告」の特徴は基本サービスの利用料が無料で、決算書作成機能の使用は3,000円 / 年、相談サービスは500円〜という料金設定をしている点です。
基本サービスには日計表や出納帳などの入力機能、売掛帳や総勘定元帳などの帳簿作成機能が含まれているので、日々の帳簿付けは無料できます。
ただし、「新しく勘定科目や補助科目を作る」「日計表をカスタマイズする」「複数の銀行口座を管理できるようにする」「取引先、仕入先ごとに管理できるようにする」といった設定はオプションサービスに含まれており、これらの設定をするにはポイント購入が必要です。
料金プラン(税抜)
基本サービス:無料
決算書作成機能:3,000円 / 年
相談サービス:500円〜
オプションサービス:500〜3,000ポイント
会計の参考サイト・記事
クラウド会計ソフトを使うにしても、会計や青色申告の知識があるにこしたことはありません。
源泉徴収などフリーランスが必ず知っておくべき知識もありますので、会計処理の参考にぜひご覧ください。
デザイナー兼ブロガーのための青色申告 bluescope
http://www.blue-return.info/
フリーランスの方が運営されているサイトで、帳簿と経理の基本から青色申告書の作成まで解説しています。
帳簿作成や青色申告で迷うであろう事項がまとめてあるので、自分で会計処理をしたいフリーランスや個人事業主の参考になります。
開業と申請の仕方の記事もあるので、これから開業するフリーランスは参考にしてみてください。
知らないと損する!領収書の整理方法とそのコツ
http://kigyou-no1.com/
領収書は増えてくると管理が煩雑になってしまいます。
雑に管理をしていると万が一税務調査が入ったときに慌てて整理しなければなりませんし、一部が紛失してしまうと困ったことになります。
本記事では、領収書を綺麗にファイリングする方法を解説しています。
後で見返しやすいように整理する方法を教えてくれるので、後で見返すときや、税務調査が入ったときに綺麗な状態でファイルを渡すことができます。
領収書をどう管理するのがいいのかわからないフリーランス・個人事業主は、ぜひ参考にしてみてください。
源泉徴収を正しく理解できていますか?フリーランスが理解しておきたい3つのポイント
https://biz.moneyforward.com/
源泉徴収はフリーランスにも無関係ではありません。
仕事を受注するにしても、外注するにしても源泉徴収が関係してきます。
こちらは先に紹介したクラウド会計ソフト「MFクラウド」のオウンドメディアの記事で、源泉徴収の基礎についてまとめています。
青色申告事業主がクレジットカード決済をした場合
https://biz.moneyforward.com/
同じく「MFクラウド」の記事です。
クレジットカードで事業用の買い物をした場合、どう帳簿に記入すればいいか迷うかと思います。
本記事は、フリーランスがクレジットカード決済した場合の会計処理の方法を解説しています。
まとめ
クラウド会計ソフトを利用すると、銀行口座やクレジットカードの明細から自動で帳簿を作成してくれたり、確定申告に必要な書類が作成できたりするので、会計処理にかかる時間を大幅に短縮してくれます。
今回紹介したクラウド会計ソフトには、無料プランやフリーランス向けの料金プランがありますので、使いやすそうなソフトがあれば試してみてくださいね。
フリーランス(個人事業主)とは、特定の企業・...