銀座線、一部で運転見合わせ 線路破損で
9日午前8時ごろ、東京メトロ渋谷駅(東京都渋谷区)の構内で線路の一部が折れているのが見つかった。この影響で、銀座線は一時全線で運転を見合わせ、午前8時10分から浅草−溜池山王間で折り返し運転を行ったが、渋谷−溜池山王間は線路交換作業のため運転見合わせが続いた。
同社によると、異常を知らせる警報が鳴ったため調べたところ、渋谷駅から車庫に向かうポイント部分の線路が折れていた。4月18日に点検した際は異常は見つからなかったといい、同社が原因を調べている。
東京メトロでは6日にも、東西線東陽町駅(東京都江東区)で線路に亀裂が見つかり、一部区間で運転を見合わせて線路の交換作業をするトラブルがあった。【蒔田備憲】