青木瑠璃子、赤坂のジムでレッツ マッスル！

大人気声優・青木瑠璃子さんが、インドア派返上を目指してあちこちにお出かけするコラム「青木瑠璃子のリアルダンジョントラベラー」。

今回は赤坂にあるパーソナルジムで、心地良い汗を流すはずが……？

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みなさんこんにちは。五月病なんて言葉もあるこの時期。体を動かして心機一転するため、今回はジムに行ってきました。これがわたしにとっての初ジム！！ …と言いたいところですが、ポケ○ンの世界で行っていたので初ではないです。ん？ ポ○モンのジムはコッチとはまた違うジムなのでしょうか？ こども心に「つよいひとがいるばしょ」程度に認識していましたが、そもそもジムってどういう場所なんでしょう？ 「ジム」の辞書的な意味は「体育館・練習場」だそうです。ってことはOLが行く方のジムとポケモ○のジムはやっぱり別物？？ それともわたしがよく分かっていないだけで、意識が高い方のジムにもジムリーダーが存在するのか……？？

そんなどうでも良いような良くないような疑問も、体の鈍りと共に解決されることを望んでいたのですが、いざ行ってみるとそこには確かにジムリーダーがいました。野島賢さん。今回お邪魔したKen’z Personal Training gymの方です。ほらよく見て、「Ken’z」。賢さんのジムであり、賢さんがジムリーダーなのです。ちなみに賢さん、雰囲気はちょっぴりマチスに似ていました。そんな賢さんに、はじめに「何を目標にトレーニングをするか」を聞かれたのですが、

× ムキムキになる → あんまりなりたくない。適度で良い

△ 体力をつける → 一日では難しそう

○ トレーニングの基本を教わる → コレ！！！

という結果になり、「いんなーまっする」を鍛えることになりました。体の構造を学び、トレーニング器具を使いつつも、自宅でもできるトレーニング方法を教わってきたわけです。これで家でポケモ○しながらでもトレーニングができるぞ！

しかし問題……と言うほどでもないのですが、絵面が若干地味！ トレーニングと言えば、なんかこう、ムキムキっとした筋肉！ 汗！ 友情努力勝利！！ みたいなイメージがわたしの中には勝手に存在しているのですが、まったくそんな感じに見えない！ きっと「いんなーまっする」を鍛えているからだ。決してわたしが運動不足だからだとか、筋肉がないからとか、そういうのじゃないはずだ。すっごく頑張っているのに、それも表に出にくい。辛すぎて「あぁもうここら辺でギブアップしてしまおうか否この程度で音を上げるなんて情けない気合だすべては気合なのだ精神力で負けたらもうおしまいだ絶対やめないぞなーんて考えているうちにそろそろ30秒くらい経ったのではないだろうかえっ経ってないイヤアアあああ」みたいな思考にすらなっていたのに、それすらわかりにくい！！ とにかく、ひっそりとヒーヒー言っていました。己との闘い。それがトレーニングなのである！

しかしさすが賢さん。わたしが何かできないことがあると的確にサポートして下さって、即できるようにしてくれます。鍛え方にお詳しいだけでなく、体の構造とか仕組みとかにとっても詳しいんでしょうね…。プロの方からしたら当たり前なのかもしれないですが、なんだか感動してしまいました。

そんなこんなで頑張りながらも結構疲弊したわたし。疲弊、なんて滅多に使わない表現ですが、疲弊しました。最後にマッサージをされながら寝るかと思いました。寝ないように素数を数えましたが、更に夢の世界へ近づきました。そしてどんな文章を書こうか考えているうちに……。(※寝てませんよ！ ほんと！)