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2016年05月09日 08時26分 UPDATE

リニューアルしたNHK「クロ現+」 視聴率トップはあの女子アナ 「軽くなった」「掘り下げ不足」との声も (1/4)

NHKの「クロ現」が「クローズアップ現代+」にリニューアルして1カ月。刷新は成功したのか、そうでないのか。序盤の成否を探った。

[産経新聞]
産経新聞

 NHKの報道番組「クローズアップ現代」が、「クローズアップ現代+(プラス)」にリニューアルして1カ月。放送開始時間を月〜木曜の午後7時半から10時に移したのをはじめ、女性アナウンサー7人による日替わりキャスター制や複数のゲスト出演など、番組は大きく様変わりした。刷新は成功したのか、そうでないのか−。序盤の成否を探った。(三品貴志)

画像 NHK「クローズアップ現代+」を担当するキャスターら(左から)久保田祐佳、小郷知子、松村正代、伊東敏恵、鎌倉千秋、井上あさひ、杉浦友紀=東京都渋谷区(加藤圭祐撮影)

「視聴率は改善傾向」

 「世帯視聴率は(ドラマやバラエティーを放送していた)改定前の同時間帯と比べ、改善傾向にある」。NHKの板野裕爾放送総局長(当時、4月24日に退任)は4月20日、番組リニューアルの手応えをそう語った。

 番組は4月、おおむね6〜7%台の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で推移。最も高かったのは熊本地震を特集した18日の8・2%、最も低かったのは保育園事情を取り上げた12日の4・7%だった。

 あくまで4月の全15回の集計だが、キャスター別で最も高かい数字を出したのは、18日(8・2%)の久保田祐佳アナ。リニューアル初回の4日が7・3%(4月中6位)、「“新リストラ時代”到来!?」と題した13日が7・0%(同8位)だった。

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