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 セブン&アイ・ホールディングスが、ネット通販で買った商品をコンビニで受け取れるサービスを広げる。ネット通販の成長で課題となっている宅配を、1万8600超の店舗網で補完する取り組みだ。

 同社の新社長に就く井阪隆一氏が朝日新聞の取材で明かした。「受け取りや返品ができる店を多く持つ強みを生かす」という。

 従来も百貨店やスーパーなどグループのネット通販で売った商品をセブン―イレブンで受け取れるサービスはあった。これを他社にも広げる。4月に「ユニクロ」の衣料品で先行したところ好評で、今後は食品大手などとも組む意向だ。