横に広い顎で海藻取る=2.4億年前の爬虫類化石―中国

2016年5月8日 04時50分 (2016年5月8日 23時58分 更新)
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 中国雲南省の約2億4200万年前(三畳紀中期)の地層から、顎が平たく横に広がった形をした爬虫(はちゅう)類の化石が見つかった。浅い海で岩などに付着した海藻類をこそぎ取って食べたと推定され、植物性の餌を食べる海の爬虫類では最古の化石という。

 中国古脊椎動物古人類研究所や英スコットランド国立博物館などの研究チームが8日までに、米科学誌サイエンス・アドバンシーズに発表した。 

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