小田急線沿い以外の県内店にはバイクかクルマで伺うことが多いのですが、今日は夜に飲み会があるので、藤沢と逗子だけど電車で。
藤沢駅北口に降りたのは人生二回目かと、ビックカメラって前回もあったかな。
駅から歩いて20分ほどで鮮魚鶏出汁麺沢むら@藤沢市大鋸、寿司職人さんがラーメン屋として2016/4/21にリニューアルオープンされたとのこと。
外待ちが出来たり出来なかったりの混雑ぶりなのは、ラーメンフリークならずとも、藤沢市民は新店や美味しい店に感度の高いからです。
高いのは感度だけでなく品格も、店隣の駐車場が満車であれば店先の通りが駐車できるほど広くても、少し遠いCPにちゃんと停めてます。
店内は元寿司屋さんだけあって、厨房を囲むカウンター8席と小上がり8席、てっきり後会計かと思っていたら、券売機が置かれています。
メニューは鮮魚出汁麺、濃厚鶏出汁麺、さらに濃厚鶏つけ麺。
サイドメニューのご飯物はマグロ飯、鶏飯、白飯。
卓上には唐辛子酢、胡椒。
先ずはマグロ飯350円、ラーメン屋さんでは滅多にサイドメニューは食べませんが、たまにはいいでしょ。
マグロはヅケではなく醤油を付けてごはんに盛り付けたようで、うまく説明できませんけど、ラーメン屋さんのご飯とは違う美味しいごはん。
動物の骨を煮出したスープって豚なら頭骨、豚骨、ゲンコツ、豚ガラで味が違うし、鶏なら鶏ガラ、丸鶏で違います。
鮮魚出汁(魚も動物だと思いますが)も、魚の種類で味が違うのは当たり前として、頭の部分、背骨やヒレ、魚の身、で味が違いますよね。
ご飯を食べ終わったあたりでカウンター台越しに渡された鮮魚出汁麺750円。
頭、背骨などの一匹丸ごとのアラから煮だしたスープの印象で、鮮魚出汁にては鶏ガラの清湯スープを合わせるのが一般的ですが、敢えて鶏白湯。
鮮魚出汁の凸凹を鶏白湯でなだらかにし、昆布出汁や鶏油を隠し味程度に使って、美味しくまとめ上げています。
ですがなぜか平打中太麺、自家製麺と言うことでこれから調整ということでしょうけど、自分の好みとしては4番手ほど切り刃を上げ、茹で時間をあと30秒長くして。
トッピングは鶏モモチャーシュー、鶏つみれ、板海苔、メンマ、長葱、揚げ葱、あれこれ多すぎる気がします。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
食べ終わった丼はカウンター台が広いからといって上げてはいけません。
店主さんは決して下げ膳しません(お客さんが使った丼を触らない)し、女性店員さんが角盆で下げ膳しつつ、テーブルを拭いています。
お店を後にして藤沢駅に戻っていたら次の店の昼営業に間に合わないので、柄沢橋バス停からバスで大船駅へ。
ここのバス停はちょっと分かりにくいのですが、他の地の人間が飛び込みで乗ることもないだろうから、地の人が分かればいいんじゃないかな。
大船から逗子駅へ、逗子駅を降りたのは人生初めてです。
横須賀線は久里浜終着ですが、逗子止りの便も多くて、なんとなく終着駅な気分になる駅。
駅から歩いて数分で想〜SOU〜@逗子市逗子、麺屋光KOU@湯河原の店主、からの、鉤椰(kagiya)@小田原を監修、そして2015/2/3オープン。
ダイニングバーな店で神奈川超淡麗ラーメンが食べられるとは、店先を通り掛かっただけではとても分かりません。
昼の部はらぁ麺専門店、夜の部はダイニングバーと昼夜メニューが異なる業態です。
お昼のメニューはらぁ麺のみ、スープを鶏と魚介から、タレを塩と醤油から選べるので、実質4種類、組合せによってトッピングが違うかも知れません。
トッピングは半熟味玉、レアチャーシュー、鶏団子、アルコール類は昼営業では提供されていないようです。
店内は二階席もありますが昼は一階のカウンターのみ8席、昼営業の閉店時間10分前の入店でしたのでお店に迷惑を掛けてしまったかもと頭を低くしていましたが、その後も閉店時間までお客さんを受け入れているようで、後客数人。
ラーメンを食べ終わってゆっくり寛いでいるお客さんも多く、厨房は奥ですので店員さんと話をしているわけではなく、複数人連れで来店されゆっくりする店です。
らぁ麺(鶏、醤油)800円、デフォとか既食とかよく分かりませんが、左側に書かれていた鶏と醤油にしてみました。
『天城軍鶏、比内地鶏の鶏ガラ出汁と数種類の野菜から煮出した芳醇で奥深い鶏本来の旨味、甘味を味わえるスープ』『4種類の杉樽仕込み生搾り醤油をブレンドして香り、旨味が立つ温度で火入れした醤油たれ』と説明がありますが、まさにその通りの味わいです。
角細麺は小麦本来の美味しさ重視で、するすると食べられてとても美味しい。
チャーシューはもちろん鶏と豚の二種類、鶏団子、どちらもとても美味しいのですが、三つ葉の香りがかなり強めです。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
駅前のマックで休憩し、戸塚駅へ。
東口に出るとなんかオブジェがありましたが、題名は分からず。
下永谷のラーメン屋までブルーラインに乗るべきですが、時間に余裕があったので歩いてみました。
その店に戸塚駅から歩いてくる人がいるかどうか分かりませんが、横浜って所々に山があって登り坂下り坂も多いので、40分の予定が一時間掛かってしまいました。
豚そば成@下永谷(横浜市港南区下永谷)、ここ何年か飲みにしか来ていないことを激しく反省しつつ、これからも変わらないと思う。
ガチャンと音を立ててジョッキをぶつけて乾杯、大人数の飲み会に誘われるのも嬉しいけど、少人数の飲み会に誘われるのはもっと嬉しい。
ラーメンに合わせる辛子高菜と紅生姜をつまみながらビールを飲みますが、お豆腐が出てきた辺りでレモンサワーに。
先ずは近況のラーメン話、数時間前に立ち寄った鮮魚系ラーメンの麺の話し、大森にできた新店の出身店の話し、その他あれこれの話し。
コースと言うことではないけれど、「いつものやつ」でお願いすると二品目に出てくることの多い水餃子。
この水餃子がとても美味しくて、誰もがしばらく無言になります。
この辺りでメシコレの話になって、ふらわさんのことをあれこれ言う人がいるけど、真相はどうなんだ、と。
どんな事にも事実は一つしかなくて、事実を確認せずに見える部分だけであれこれ言う人に事実をぶつけて自身の噂を晴らしてもいいけど。
それをすることが誰得かを考えてみると、私があれこれ言われていた方が全体が丸く収まりますよね。
ワインを飲み始めたころには中本の話になって、出禁とネットに書かれていたけど、真相はどうなんだ、と。
今年になって一回もお店に行っていないので、出禁と言うことで私にとっては何の不利益もありません。
誠フードサービス側からすれば、年間何人のお客さんが来店されるか知らないけれど、たった一人のお客さんが何かを言ったからといって相手にするはずもなく。
日本酒に切り替わったころには、何の話をしたか全く覚えていない。
おでんか何か何品か料理が出てきた様な気がするけど、今日は撮影担当が参加していないので、写真も撮っていないし。
〆と言うかラーメン屋なのでラーメン、今夜は豚もやしそば700円にキャベツ100円。
この豚骨スープにはたっぷりの茹でキャベツの甘さが実によく合います。
この細麺には頭骨を使った豚骨スープの旨さがとてもよく合います。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。