全南道は1900億ウォン(約176億円)に上る赤字解消に向け追加の収益事業にも乗り出している。AFOSの開幕前には、自動車マニアだけではなく一般市民も楽しめるように「2016モーター・レジャー・スポーツ・ハンマダン」フェスティバルを開くことにした。同フェスティバルは子どもの日の5月5日から14日まで開催される。
フェスティバル参加者には、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーに乗ってサーキットを走行する「スーパーカー・タクシー・タイム」や、タヨバス(テレビアニメの主人公のバス)に乗ってサーキットを回る「タヨバス・サファリ」などのイベントが準備されている。また、100メートル走の韓国国内記録保有者であるキム・グクヨン氏が自動車と短距離競走を行うなどのイベントも盛りだくさんだ。
メインイベントである自動車レースの予選と決勝は5月13-15日に行われる。「フォーミュラ・ルノー」シリーズには韓国人選手2人が出場する。予選を含む「モーター・レジャー・ハンマダン」フェスティバルの1日の入場料は大人が7000ウォン(約650円)、子どもが5000ウォン(約460円)だ。AFOSの決勝が開催される15日は、大人が1万ウォン(約920円)、子どもが5000ウォンとなる。全南道は、大会期間中に全南道庁と木浦駅、サーキット場を結ぶ45人乗りのシャトルバスを運行する予定だ。