アメリカ読書生活

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アメリカ読書生活

18歳で単身渡米し、アメリカの大学で助教授まで勤めた著者が、アメリカ社会の生情報や英語の学習法、おすすめ本などを紹介しています.

アメリカ人は見た!ネコたちが語りたがらない10の事実(前半)

アメリカ生活 アメリカ生活-猫との暮らし アメリカと世界

アメリカの新聞で掲載されたこの記事が面白かったので、紹介します。
私は動物や生き物全般は割と好きなのですが、何故だか猫に縁があるんですよね〜
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私の猫遍歴

実家でも姉が捨て猫を2匹拾ってきたし、
アメリカでも猫が4匹いる家で一室間借りしていたり、

大学院のアパートでもルームメイトがシカゴから飼い猫を連れてきたりと
猫に呪われているのかと思ったこともあるぐらい猫と縁が深い生活でした。

昔は自分勝手に生きている猫より、
主人に忠誠を誓ってくれる犬の方が飼いたいと思っていましたが、

(ちなみに実家では私がアメリカに行ってから犬を飼い始めました)

最近は、猫の勝手気侭なマイペースさを
自分の人生のお手本にしようと思うようになりました(笑)

そんなこんなで、ここから先は記事の引用です。
ネコたちが語りたがらない10の事実 - WSJ

1.「私の愛情は決して安くない」

 米国人が飼っているペットで一番多いのがネコである。米獣医学協会(AVMA)の2012年のデータによると、7400万匹の猫が3610万世帯で飼われているという。(ちなみにイヌは、6990万匹が4330万世帯で飼われている。)散歩をさせたり、風呂に入れたりする必要がなく、仕事で長時間出ていても放っておきやすいなど、より自己充足的という評判がネコの人気の一因となっていると専門家は指摘する。米コロラド州デンバーにあるVCAアラメダ・イースト動物病院の獣医、ケビン・T・フィッツジェラルド博士は「ネコは理想のペットだと考えられている」と話す。

 しかし、アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)によると、一匹のネコを飼うには、平均で年間670ドルもかかる。この額は一匹の小型犬よりも90ドル多く、中型犬よりは少ないがその差はわずか25ドルである。

2.「具合が悪い時も元気な振りをする」

飼い主は痛みを抱えているイヌに気付く可能性が高い。鳴き声や行動の変化でわかることが多いのだ。ところが、ネコは基本的にもっと平然としている。「ネコは群生動物として進化してこなかったので、痛みや弱さを見せることは、縄張りを失うことや捕食されることを意味する」とペット保険会社ペットプランの獣医サービス部門の責任者、ジュールズ・ベンソン博士は説明する。こうしたこともあり、自分のネコの体調が悪いのかどうか、緊急のとき、そうでないときに動物病院に連れて行くべきかどうかの判断は難しい。

3. 「私の不品行の原因は飼い主の不品行にある」

 あなたのネコがきれいなネコ用トイレを無視して長椅子で用を足したり、寝室のドアの前で夜通し鳴いたりするとき、そこにはどのような動機があるのだろうか。意外かもしれないが、それは通常、飼い主の行動が引き起こしていると『Cat Daddy』の著者で、テレビ番組『猫ヘルパー ~猫のしつけ教えます~』にも出演中のネコの行動主義心理学者、ジャクソン・ギャラクシー氏は話す。「自宅で飼っていても野生の本能は残っている。飼い主が自分やその趣味、美的欲望を中心とした生活をネコに送らせようとすると、その代償を支払うことになる。保証してもいい」

4.「あなたはネコ好きかもしれないが、私があなたのタイプとは限らない」

 飼い主の膝の上で丸まるのが好きで、おもちゃから発せられるレーザー光線を追いかけ回し、他人には冷たい態度を取るというのが飼いネコの典型的なイメージかもしれないが、実際は異なる3匹の性質なのかもしれない。米バージニア州ウィリアムズバーグにあるウィリアム・アンド・メアリー大学で人類学を教え、『How Animals Grieve(動物の死の悲しみ方)』 の著者でもあるバーバラ・キング教授は「ネコにはかなりの個体差があり、その性格も一匹ずつ異なっている」と指摘する。もらい受けるときにミスマッチが生じ、ネコにとっても飼い主にとっても不幸な状況を招き得る――ネコがシェルターに戻されることすらある――ので「ネコを総称的に捉えてはいけない」と同教授は注意を促す。ASPCAでネコ科動物の行動カウンセラーをしているケイティ・ワッツ氏によると、「シェルターに戻されるネコには、社交的過ぎるタイプと神経質過ぎて隠れてばかりいるタイプの両方がいる」という。

5.「私を飼うとアパート探しが難しくなる」

大家、コンドミニアムやマンションの自治会などは特に大型犬の飼い主に厳しい目を向けているが、あまり目立たないネコは気づかれないことが多い。ところが、ニューヨークの法律事務所バーノン・アンド・ギンズバーグのパートナーで、専門には家主・借り主に関する法律も含まれるダリル・バーノン氏はまれに問題になることもあると指摘する。賃貸ならまだしも、分譲物件の多くでもネコを飼うことが全面的に禁止されており、一匹だけという条件付きで許可している物件もある。入居や購入を考えている飼い主がこうしたルールのせいで断られることもあるという。入居してからネコをもらい受けたり、内緒で飼おうとしたりする人は罰金や立ち退きという憂き目に遭う可能性もある。賃貸契約違反を理由に「借り主を訴える大家の数は驚くほど多い」とバーノン氏は話す。同氏はそうした案件で借り主の弁護を担当してきた。

次回へ続く

長くなったので、6個目から10個目からの理由は、次回掲載します。

個人的には、今回の記事の中では、
4つ目の「あなたはネコ好きかもしれないが、私があなたのタイプとは限らない」が、

胸にグサッと刺さって、笑ってしまいました。
猫に対する片思いは切ないですね(笑)

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