我が家は大阪に住んでいますが、大阪といっても結構な田舎、もっと正確に言うと山です。これからの時期はムカデや大きなクモが出没する感じです。
加えてうちの近所は坂道が多く、我が家自体も坂道の中腹にあり、よって電動自転車必須エリアです。
私は車の運転もしますが、ごく近所の場合や駅前で車を止めにくい場所に行く場合はやっぱり自転車が便利なので今の家に引っ越してきてからはずっと子どもを乗せられるタイプの電動自転車を愛用しています。
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私の愛車
YAMAHAのPAS Little moreというモデルの電動自転車に乗っています。
今はもう同じモデルはないのかもしれませんが、これとよく似てます。
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次男が生まれて1歳過ぎたころからは、前に次男後ろに長男の3人乗りで運転しています。
この電動自転車を購入してもう4年。タイヤはすり減り前かごは壊れてしまいました。
ということで先日自転車屋さんに行ってきました。
目的は
- 長男の新しい自転車を買う(4月が誕生月だったので)
- すり減ったタイヤを交換する
- 前かごを直す この3つ!
自転車屋さんにて
長男の新しい自転車
4歳の誕生日にこの自転車をプレゼントしました。(これも長男が持ってるのとはモデルが少し違うけど…)
【M&M(エムアンドエム)】1028 MINI KIDS BIKE 14(チリレッド)(ミニキッズバイク14インチ)子供用自転車
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年中さんくらいで補助輪が取れて、近所を乗り回していますが、いかんせん14インチなのでサイズが小さく乗りにくそうです。前述したとおり家の周りが坂が多く小さな自転車で坂道を上るのは相当なパワーを要するので、大きな自転車に乗り換えることにしました。
120センチ、22kg、7歳の長男、20インチか22インチかで迷いましたが、あまり大きすぎるのもなーと思い20インチの自転車にしました!これと同じものの20インチ、カラーは本人の希望でブルーにしました!
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タイヤ交換
すり減ったタイヤを交換しました。
坂道が多いとどうしてもブレーキをかけるのですり減るのが早いようです。
と言いつつ4年も放置してしまった…
こちらが交換前
そして交換後
前かごの交換
説明するのが難しいのですが、この前かごは足部分が伸縮するので縮めると普通のかごとして利用できるし、足部分を伸ばせば子供が窮屈に感じることなく乗れるんです。
写真をよーく見ていただけるとわかるのですが、この伸縮する部分が割れてしまいまったんです。
次男は今年で3歳になるのですがまだ小さいし長男と3人乗りで一気に乗せたほうが楽な場合もあるので同じかごに交換する予定でした
が
高すぎるやろー!そんなん無理やわー!!
大丈夫でない!体重は22キロだし、身長は115センチ超えてる!
そうか長男はもう重量制限にひっかかるんだ!
ということで前かごは子供を乗せるようではなくごくごく普通のかごにしました。(かごだけなら5000円)
3人乗り自転車卒業の日はあっけなくやってきてしまいました。
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卒業の瞬間の気持ち
三人乗り自転車はもちろんのこと、長男単独で自転車の後ろに乗せてあげることもできないんだなんて!
寂しいなぁ。
4年間ずっと一緒に乗ってきたのになぁ。
夏の暑い日にバッテリーが坂道の途中でなくなってしまい、死にそうなくらいペダルが重たくてハァハァ言いながら漕いだこと、
この自転車を買ったときは次男がまだ生まれてなくて(不妊治療中で次の子が欲しいと思っていた頃)とあるママ友が「なんで子供一人なのに3人乗り自転車なの?」って言った何気ない一言に傷ついたこと、色々思い出してしんみりしてしまった。
ちょっとしたことですぐ感傷的になってしまうのが私の良くないところなので、意識して考えないようにする。考えると泣いてしまうから。
努めて平静を装いながら長男に言う。
と言ったあとのヘの字口にしてしゅんとした表情で黙り込む長男。目がすこし潤んでる。
きっと私と同じ気持ちなんだろうなぁ。長男の心の中が手に取るようにわかった。
ここで声をかけたらきっと彼は泣いていたと思う。
私に似て涙もろいところがあるから。
だから何も言わなかった。
黙っていることが彼の成長を後押しすると思ったから。
三人乗り自転車を卒業することは成長したことの証で、悲しむのは違う気がするから。
子供が成長するってことは日々小さな何かを卒業することで、その一つ一つに感傷的になっているようでは前に進めない。ちょっと寂しかったけどでも嬉しかったこと、だからこうして書いておこう。
何かを卒業したってことは次の新しい何かの始まり。
新しい自転車ならもっと遠くへ行けるよ。
家族で少し遠くまでお出かけできるようになるのが今度は楽しみになってきた。
まとめ
というわけで三人乗り自転車を卒業し、前は普通のかごになり二人乗り自転車となりました。
我が家には次男がいるので、彼をこれからまだ少なくとも3年は後ろに乗せていかないと行けないわけで…まだ3年もあるけどきっとあっという間。
正式名称はないけど○○町の急坂を通ってくださいって言ってタクシーの運転手さんに通じるレベルの難所が近所にあるのですが(通称:「急坂」)、そう思えば電動自転車でもしんどいあの急坂を登るのだって今って時をかみしめれば楽しんで登れる!?…いや、やっぱりあの坂道は急すぎてしんどいわー。
早く卒業したいようなしたくないような子どもを乗せての自転車、あと数年の日々を楽しもうと思います。
おしまい
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