世界中を虜にする、「千と千尋の神隠し」の神秘的な世界。
2001年7月に公開され、世界中にその名を轟かせた、宮崎駿手がけるスタジオジブリの大人気アニメーション映画『千と千尋の神隠し』。不朽の名作として、今も尚高い人気・知名度を誇っています。
見る者を虜にするその美しく神秘的な世界を、実際に自分の目で見てみたいと願ったことのある人も多いことでしょう。
そこで、今回は『千と千尋の神隠し』のモデルとなった地を8つご紹介。どれも現実に存在していることが信じられないほど神秘的なとこばかり。是非一度、その美しさを目の当たりにしてみては?
≪モデルとなった温泉≫
① 道後温泉本館(愛媛県)
『千と千尋の神隠し』のモデル地1つ目はこちら、愛媛県の「道後温泉本館」。
『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」は、木造による重厚な重層構造の共同湯として描かれており、実際に、製作スタッフが道後温泉に逗留し、近代和風建築である本館のスケッチを行ったという記録も。製作元も道後温泉本館がモデルであるとは明言していないものの、大いに参考にした場所として紹介しています。
道後温泉は、日本最古の温泉であり、全国でもベスト10に数えられている名湯。通年、朝6時から太鼓の音とともに入浴できるのも名物となっており、地元客はもとより、朝湯を楽しむ観光客も多いとのこと。
一番風呂の開始を告げるのが、本館の振鷺閣から鳴り響く「刻太鼓(ときだいこ)」。
本館開館を告げる朝6時に6回、正午に12回、夕方6時に6回と打ち鳴らされ、ドーンドーンと迫力ある音がこだましています。環境省選定「残したい日本の音風景100選」の一つ。
また、夏目漱石の「坊っちゃん」に登場することから別名“坊っちゃん湯”とも呼ばれ、1994年には、国の重要文化財に指定されました。
▼詳細情報
② 金具屋(長野県・渋温泉)
『千と千尋の神隠し』のモデル地2つ目はこちら、長野県・渋温泉の旅館「金具屋」。
オレンジ色に浮かび上がる温泉宿「金具屋」。渋温泉街の中で一番有名な旅館です。
松代藩の馬具、蹄鉄(ていてつ)などを作る鍛冶屋が1758年に創業したことが、その個性的な屋号の由来で、すなわち250年以上の歴史を持つ、由緒ある温泉宿なんです。
金具屋には4つの建物がありますが、昭和11年に完成した木造4階建ての「斉月楼」が『千と千尋の神隠し』のモデルとなったのではと言われている建物。