蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】ロッテは清田の同点弾&サヨナラ打でオリックスに競り勝つ2016年5月8日 紙面から ◇ロッテ4−3オリックス
ロッテがサヨナラ勝ちした。1点を追う8回に清田の4号ソロで追い付くと、9回1死二、三塁で清田が中前打して試合を決めた。9回に登板した益田が2勝目。オリックスは救援陣が失点を重ね、逃げ切りに失敗した。 ◇ ロッテナインが一斉にグラウンドになだれ込んだお祭り騒ぎ。その中心でもみくちゃにされたのは清田だ。3−3の9回1死二、三塁。敬遠策ではなく、勝負してきたオリックス・平野のフォークを鋭く中前にはじき返した。激戦にピリオドを打ったヒーローは「監督が辛抱強く使ってくれた。恩返しがしたかった」と満面の笑みで胸を張った。 前日まで打率2割2分8厘に低迷。持ち味の勝負強さが影を潜めた清田は、3回1死一、三塁の絶好機も併殺打でつぶしていた。「打てないと口数が減る。元気を出すためにも打たなきゃいけない」。指揮官から5試合ぶりに定位置の3番を任された。だからこそ、弱気になる自身の尻を引っぱたいた。 すると強気なメンタルが復活だ。1点を追う8回に右翼へ同点4号ソロ。起死回生&値千金でチームを救った。この日は千葉移転25周年のイベントで、選手着用の赤色ユニホームをファンにも配布。千葉県出身の清田が鮮やかな赤に染まったスタジアムを熱狂させた。 (小林良二) PR情報
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