とうとう憧れのゲーム会社に入社してから1か月がたちました。
ゲーム会社ってどんなところなの?
変わった業界というイメージを持っている方は多いかと思います。
どういった仕事をしているかは伝えられませんが、ゲーム会社ってどんな雰囲気なのか簡単にお伝えしたいと思います。
服装は自由
イメージ通りです。
同期だけでも
入社式も明るい茶髪の人は普通にいる。
男でも肩よりも長い長髪もいる。
リュックで来る奴もいる。
新入社員は研修中はスーツなものの、みんな「早く私服になりてぇ」とばかり。
会社にもよるのでしょうが、とりあえず電車に乗って注目を浴びない程度の私服なら何でもいいよのレベル。
着物で来ている人とかもいたそう。
半袖、短パン、サンダルは全く問題なさそうです。
もうこの時期だと半袖のTシャツの社員はかなり多いです。
ゲームについていくらでも語れる
挨拶が「最近何やってる?」もちろん何やってるとはゲームのこと。
自己紹介の項目には「好きなゲーム」は入ってくる。
こういった話でも盛り上がりますし、業界の話でも盛り上がります。
実は任天堂って○○らしいよ。とか
VRってこういった利用の仕方あるよね。とか
みんながみんなゲーム業界に対して知識を持っていて、自分なりの意見を持っている。
なるほどと思わせるものばかり。
思わず私がブログで取り上げたくなるネタばかり。
いや本当に取り上げる予定ですでにメモをしているものもあります。
すごい人、変な人が多い
これは同期に関するものですが、
東京ゲームショウに出展した経歴があったり、
pixivの有名人だったり、
6国語話せたり、
違う方向ですごいやつは
ゲームをほとんど遊ばないのに入ってきたやつ。しかもオタクに嫌悪感を持ってたり。
家に漫画が1万冊以上あるやつ
そして任天堂に行きたいですって面接で正直に答えて入ってきたやつ
何かしら尖った経歴を持っていたりする人が多いです。
先輩の方々ですともちろん有名人はいますし、その素性もすごかったり。
通勤中はスマホを2台持ちながらゲームをプレイし、片方はほぼ音だけでプレイしてる方とか。その方は7種類くらいのゲームでランキング上位にいるガチ勢。
開発職でないのに自社ゲームの社内大会で開発者に勝って優勝し、開発サイドにジョブチェンジした方。
昼休みにゲーセンに行ってきて100円で大物を釣り上げて帰ってくる人。
私自身は開発職の方に知り合いが少ないのでこの程度しか知りませんが、おそらくもっとすごい人、変な人いるかと思います。
そしてそのような変な人間を受け入れる雰囲気というものは感じています。
私もゲームはアクション系でなければ同時に2つ以上プレイするような人間ですし、スマホゲームに課金をいっぱいしていることを恥ずかしがらずに言える環境が嬉しくて仕方ないです。
仕事の適当具合
これは良い意味でも悪い意味でも
開発者は企画段階はとにかく遊び、色んなものを試すわけです。
例えば女性キャラのコスチュームをきわどいところまで攻めてみたり、
版権的に不可能なコスチュームを作ってみたり(例えばガンダムの装備をモンハンのハンターに装備させる)
もちろんそういった「遊び」の発想が製品につながることもあるわけですから。
ゼルダに登場する珍キャラクター「おばちゃん」もスタッフの落書きから生まれたそうですし。
また悪い意味では、裁量労働制をとっていると急に仕事を休んだりとか、突然いなくなるとか本当にあるそうです。
あとは恰好がラフなだけあり、体育会出身の自分としては上下関係がゆるすぎるなと思うことも多々あります。年上にため口をきいている方もいますし。私も1つ上の先輩からため口でいいよと言われていますし。
ただこれは年齢=上下関係に結びついていないから起きているのかもしれませんし、その辺りはやりずらさを感じています。
もちろんこういった関係のおかげで聞きたいことは聞きやすかったり、一緒にゲームを遊んだりとやりやすいことも多いです。
40代のおじさんと一緒にゲームの話をしたり遊んだりする日が来るとは思いもしませんでした。
楽しい!
とりとめなく書いてきましたがとにかく楽しいです。
もちろん自分が仕事のキラキラした部分しか見えていないというのもありますが、長年働いている人も楽しいと言っていますし、いやそうに仕事をしている人を見たことがないです。
やっぱりどんな仕事をするにあたってもその裏っかわには自分の会社のゲームがあるわけですから。
仕事中に市場研究、商品の詳細確認と言ってゲームのホームページ見るわけですし、場合によっては2chやはちまなども見る。ゲームをすることもある。
普通じゃ入ってこない情報を仕入れたり、ゲームの売り上げの詳細が公開されていない部分までわかったり、とにかく楽しい。
自分が上司に
「今は何もかもが新鮮で楽しいのですが、これに慣れてきたころ仕事を楽しめるか分かりません。」と言ったところ。
「慣れてくるころには自分で新しいことに挑戦できる環境だから永遠に楽しいよ」と言われました。
安心しました。
もう私はゲーム会社以外で働けるビジョンがありません。
一生この業界で楽しく仕事をしていこうと思っています。