中国で海の事故相次ぎ 30人以上が行方不明

中国で海の事故相次ぎ 30人以上が行方不明
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中国では7日、東シナ海で中国の漁船がマルタ船籍の貨物船と衝突して沈没するなど海の事故が相次いでいて、乗組員合わせて30人以上が行方不明になっています。
中国国営の新華社通信によりますと、7日、東シナ海で、19人が乗っていた漁船がマルタ船籍の貨物船と衝突して沈没したということです。
このうち2人は近くの漁船に救出されましたが、ほかの17人の行方はまだ分かっていないということです。
国営の中国中央テレビが放送した現場海域の映像では、転覆した船の一部が海面に出ている様子が確認できます。
一部の中国メディアによりますと、衝突のあった現場は東部の浙江省からおよそ150キロ離れた場所だということで、周辺海域では現在も捜索活動が行われています。
中国では7日、東北部の大連周辺の海域でも、8人が乗っていた漁船が転覆しているのが見つかるなど、7日の1日だけで海の事故などで合わせて31人の行方が分からなくなっています。