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【国際】

北朝鮮「米本土へ核攻撃待機」 党大会で軍高官がけん制

 【平壌共同】北朝鮮の朝鮮労働党大会2日目の7日、討論に立った朝鮮人民軍の李明秀総参謀長は「アジア太平洋地域の米軍基地と米本土を狙ったわれわれの核攻撃手段は恒常的な発射待機状態にある」と述べ、米国をけん制した。朝鮮中央放送(ラジオ)の報道としてラヂオプレス(RP)が伝えた。党大会は8日、3日目に入るとみられる。

 李氏は金正恩第1書記が6〜7日に行った報告を支持した上でこうした発言をしており、第1書記が米国に対抗し核・ミサイル開発を続ける方針を示した可能性が高い。

 朝鮮中央テレビは、この発言に触れておらず、発言は内部の結束に重点を置いたものの可能性がある。

 7日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した、2日目の朝鮮労働党大会(共同)

 7日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した、2日目の朝鮮労働党大会(共同)
 

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