(^^)/ 人気から2時間枠になったTBSの「モニタリング」。だまされっぷりの良さにヤラセ疑惑がネット上ありますが、今回独自の調査によりヤラセの動かぬ証拠を押さえました。
2時間番組になった「モニタリング」
TBSの「モニタリング」(木曜夜7:56~)は、素人や芸能人を対象にサプライズの反応を見る番組。昔で言うドッキリです。昔のドッキリはかなり過激でしたが個人の権利保護強化の流れで、一時期ブラウン管テレビ画面から消えていました。
しかし、深夜番組からのし上がり復活させたのが「モニタリング」。ただ、あまりのだまされっぷりの良さにやらせではないかとの声も出ています。今回「健康ジャーナ」独自の調査により明白なやらせ部分を押さえましたので報告いたします。
※TV画面の出典はTBS番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」
5月5日に森脇健児がキノコ研究家を訪ねるシーンでやらせ
5月5日 放送開始後1時間29分20秒頃。
ターゲットの森脇健児は、後輩芸人2人(=仕掛け人)を同行しキノコ研究家佐藤大介氏のラボを取材します。問題はインタビューのあと、キノコグッズを拝見する場面です。
森脇健児が高価な急須を手に取ると、壊れてしまう仕掛けです。
キノコ研究家が「飯山大寛が書いた急須です」と説明します。すると会場の観覧者は、嘘だと知っているうえに急須のデザインが余りに安っぽいため、思わず笑い声を漏らします。ここまでは問題ありません。
※モニタリングは、TBSホームページで番組観覧募集を行っているため、アルレコのいわゆる「笑い屋」ではありません。この点はヤラセではないのです。
問題はキノコ研究家が急須の金額を1000万円とコールする場面。このとき番組観覧者は、番組内番組(森脇健児がキノコ研究家を訪問するドキュメンタリー)ではなく「モニタリング」を観覧しているはずです。そのため1000万円とコールされても驚くはずがありません。
しかし実際の放送では「えー!」と驚く声が入っていたのです。分かりますでしょうか?もし驚くとしたら、それは番組内番組を見る視点(言い換えれば森脇視点)であり、番組閲覧者が「えー!」と驚くのは絶対におかしいのです。番組閲覧者は、仕掛けを聞かされているわけですから、嘘と知っている1000万円コールに驚くはずがないのです。
これは取りも隠さず、スタジオでAD(アシスタントディレクター)が誤って「えー!」の札を出したことを意味していないでしょうか?こんな小さなやらせを発見しましたという報告でした。釣られたと怒ってますか?この記事はあなたの寛容度をモニタリングしています。(^^)/ジャーナ
TVerかTBSオンデマンドでご覧になれます。
ネタ記事でしたが、個人的には「視点」の問題は興味深く、発見して嬉しかったのです。