福家司
2016年5月7日03時00分
舞鶴引揚(ひきあげ)記念館(舞鶴市平)は5日、イベント「こどもの日は引き揚げの歴史を知ろう」を開いた。入館料を無料にし、地元の市立若浦中学校の生徒たちが初めて紙芝居を披露するなど、子どもたちに抑留や引き揚げを体感してもらう多彩な催しがあった。
同館が所蔵するシベリア抑留・引き揚げ関連資料が、ユネスコの世界記憶遺産に登録されて初めてのこどもの日。若浦中生徒会の呼びかけで結成された「若浦よみきかせの会ボランティア」の2、3年生7人が、親子づれたちを前に、引き揚げにちなむ2作品を演じた。
「舞鶴・引揚語りの会」の語り部、樟(たぶのき)康さん(77)が自らの体験をもとに作った、引き揚げ船の中で亡くなった少女の物語「おさかなになった女の子」を演じた3年の藤村千尋さん(14)は、「みんな真剣に聞いてくれてうれしかった。機会があればまたやってみたい」。鑑賞した市立中舞鶴小4年、副島旭紘さん(9)は「かわいそうなお話だと思った」と話した。
残り:129文字/全文:549文字
おすすめコンテンツ