2011年、妊婦や乳幼児が相次いで死亡した加湿器殺菌剤事件をめぐり、殺菌剤を製造した「オクシー・レキットベンキーザー」(以下、オクシー)の親会社である英国レキットベンキーザー社の最高経営責任者(CEO)レキッシュ・カプアー氏は6日午前(現地時間)、抗議のため韓国から訪れた事件の遺族代表と会い、遺憾の意を表明した。だが「早い時期に韓国を訪れ、全ての遺族の前で直接謝罪すべきだ」という遺族代表の要求には答えなかった。
カプアー氏は「5日の株主総会で、被害者代表団からの抗議文を株主たちの前で読み上げた。個人的にも遺憾に思う」と述べたという。だが、オクシー製の加湿器用殺菌剤で息子を亡くした消防官キム・ジョンドクさん(40)は「カプアー氏は個人的に遺憾の意を表明しただけで、謝罪するとか、すまなかったという発言は全くなかった。遺族が要求した事項の一つである『完全かつ十分な補償や対策』についても言及しなかった」と語った。