最近保育士の労働環境が話題になっていますが・・・
保育士を悩ませる労働環境の実態とは?
今回の記事では、保育士の労働環境について考えてみたいと思います。
最近ニュースでも『待機児童問題』や『保育士の離職率』など特集を組んで多くのテレビ局や雑誌で取り上げていますがその過酷と言われている労働環境はいったいどのような内容なのでしょうか?
3秒で分かる今回のニュースの内容
保育士の方は、低賃金で長時間の過酷な労働をして家にも仕事を持ち込むためプライベートの時間もなく多くの方が保育士を辞めていく。国に待遇の改善を求めるデモも行われている。
詳しいニュースの内容はこちらを参照してください。
本当に改善しなきゃいけないのはいったい何?
ここからは上の記事を読んだ個人的な意見が多く含まれているのでご了承ください。
まず、自分はこの記事を読んで思ったことは、『給料が上がればそれできつい労働も我慢できるのか?』と思いました。
単純に『お金』か『時間』かの問題ならお金はすぐに改善できる事ではないが『時間』に関してはすぐに解決出来るのではないかと思いました。
僕の知り合いにも何人か保育士の方はいます。
もちろん、本当に時間が無くてキツイっていう人もいれば、休みの日は趣味のサーフィンに行くくらい余裕のある人もいます。
話を聞いていると、その違いは『保育園や幼稚園自体の仕事の効率化』の問題だと思います。
この記事で書いてある『お持ち帰り』という自宅での仕事も、しっかりとしている保育園や幼稚園は内職の方に外注化をしているようです。
つまりお遊戯会で使うための飾りや、作らなきゃいけない道具などは主婦の内職に回して、大切な日記帳や園児の事が分からないと出来ない作業のみ保育士の方が行っているので、その分時間を作る事が出来ています。
内職ですとコストの面も考えて経営者側自体の負担も少ないはずです。
もちろん、サービス残業とかもあるようですが、その点はローテーションで保育士同士で話し合って行っているようなので、定時にもしっかり帰れる日の方が多いようです。
正直、国に『待遇を上げろ!』『時間を作れ!』って叫ぶなら、経営をしている保育園や幼稚園の経営者自体に声を上げる方が改善されるのではないでしょうか?
と思いますが皆さんはどうおもいますか?
お金を取るか夢を取るか?
保育士の方は少なくとも、この仕事に就きたくて専門学校や大学に進んで、試験を受けてようやく就くことの出来ます。
少なくとも『夢』をおいかけて就くことが出来る仕事です。
多くの方は夢を抱きすぎる部分も問題なのではないでしょうか?
世の中にはもっと過酷な労働環境で安い賃金でも『好きだから!』とか『夢だったから』という理由で頑張っている方もたくさんいます。
もちろん私も、自分でネット通販で商売をしていますが、平均的な睡眠時間は4時間で、プライベートの時間もお客からのクレーム対応やメールのやり取りを多くしています。
正直辛くても『自分のお店を持つのが夢』という夢を少なからず叶えて仕事にしているので苦でもなく、むしろ楽しいです。
自分の選んだ人生を他人のせいにして『待遇が・・・』とか『時間が・・』というのであれば、この記事で紹介されている方みたいに今すぐに辞めて転職した方が良いと思います。
募集求人が集まらない問題について
うーん・・・これは噂とかもあるんじゃないですかね?
今の時代は誰でも簡単にネットで情報を検索出来てしまう訳ですから、仕事に就く前にその会社の事や仕事について情報を集めますよね?
例えば、会社自体は凄くしっかりしていて待遇もいい会社があったとします。
でも、その会社で対人関係で嫌なことがあって辞めた社員が復讐のために色んなサイトや2chとかに『ブラック企業だ!』『あそこは低賃金だ!』『拘束時間が!』と色んな事を書くとします。
本当はしっかりしている会社もその書き込みのせいで応募しようかした人もネガティブなイメージしかなくなって応募する気が無くなりますよね?
保育園もしっかりした待遇で経営している所も多いと思います!
でもニュースとかメディアが『低賃金で過酷な労働!!』みたいなニュースを連日特集で放送されたら、『保育士=キツイ』みたいな一括りのイメージになっている事が問題でしょう!
一部の労働環境のせいで、全体がキツイに変わって求人も少なくなって、また保育士問題になってニュースになって・・・の繰り返しが現在の結果なのではないでしょうか?
まとめ
今回の記事は個人的な意見が多くなってしまいましたが、こうゆう考えがあるんだ程度に思ってください!
もちろん自分自身としては保育士の方を応援しています。
ただ、今のメディアの取り上げ方はどうだろうな・・・という疑問も持っています。
自分には、この問題を解決するための力も何も持っていないけど、この記事を読んでくれた方に少しでも保育士問題に興味を持ってもらうきっかけになればと思います。