トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

宮里藍会心イーグル

2016年5月7日 紙面から

第1ラウンド、11番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える宮里藍=RTJトレール・キャピトルヒルで(共同)

写真

◇ヨコハマタイヤC<第1日>

▽5日、米アラバマ州プラットビル、RTJトレール・キャピトルヒル(6599ヤード、パー72)▽晴れ、気温15度、北北西強風▽賞金130万ドル、優勝19万5000ドル▽144選手

 【プラットビル(米アラバマ州)レイ・デービス】宮里藍(30)=サントリー=が1イーグル、4バーディー、4ボギーの70で回り、首位に5打差の8位と好スタートを切った。4月に米ツアー2勝目を挙げた野村敏京(はるきょう、23)は72で上原彩子(32)=モスフードサービス=とともに38位。藤本麻子(25)、横峯さくら(30)=エプソン=は73で47位。65をマークしたラエティティア・ベック(イスラエル)が首位に立った。

 強風にも動じず、宮里藍は「しっかり(スコアを)まとめてという気持ちが強かった」。

 序盤の10番で7メートル、11番で2・5メートルを沈めて連続バーディー。17番パー5では、残り95ヤードの3打目をピッチングウエッジで直接ねじ込んで会心のイーグルを奪った。風の影響によるショットの乱れを、要所のアプローチやパットでカバーし、終盤にもバーディー重ね、「浮き沈みが激しかったが気にならなかった。(グリーンの)ラインも読めて、風の中でも迷わずストロークができて良かった」と納得顔だった。

 3月の起亜クラシックで3位に入るなど、復調傾向を持続している。世界ランクは直近1カ月半で77ポイント上昇。日本勢29番手から9番手に上がり、今夏の「リオ五輪候補」もだんだんと見えてきた。昨年2月のイベントでは「日本代表に選ばれたら最高ですが、自分の課題をクリアして結果を出すことが、皆さんへの恩返しだと思っている」と語っていた。

 一時期のどん底から抜け出た宮里藍のプレーから、目が離せなくなりそうだ。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ