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【プロ野球】

ビリ指名男・巨人、長谷川奮闘も… 5回に逆転許し黒星デビュー

2016年5月7日 紙面から

5回途中、8安打4失点で降板する巨人・長谷川(北田美和子撮影)

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◇中日7−2巨人

 中日が快勝した。若松は7イニングを2失点にまとめリーグ最多に並ぶ4勝目。0−1の5回に平田の犠飛で追い付き、ナニータ、エルナンデスの連続適時打で勝ち越し。7回にも3点を加えた。巨人は初登板の長谷川が5回につかまった。

 “ビリギャル”ならぬ“ビリ指名男”のシンデレラストーリーは、勝利投手の権利を目前にして暗転した。巨人の長谷川は1点リードの5回に4点を失って途中降板。昨秋のドラフトで「ラストコール」を受けた育成8位ルーキーはホロ苦い黒星デビューになった。

 「1軍の選手は甘いところは打ち込んでくる。しっかりと厳しいコースに投げきらないといけない。それでも自分の投球はできたと思う」。初回の1死満塁を連続三振で切り抜け、4回までは無失点。肝っ玉と粘り腰は十分に見せた。

 BCリーグ石川から入団し、3月28日に支配下登録。トントン拍子で階段を駆け上がってきた24歳の投球に、高橋監督も「初登板ということを考えると良かったんじゃないですか。試合はきっちりと作れていた」と及第点の評価を与えた。

 

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