蹴球探訪
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【ゴルフ】19歳三ケ島かなが首位発進 国内女子メジャー最年少Vなるか!?2016年5月6日 紙面から
◇ワールドレディスサロンパスカップ<第1日>▽5日、茨城県つくばみらい市・茨城GC東C(6605ヤード、パー72)▽晴れ、気温25・8度、西北西3・9メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2400万円▽120選手(うちアマ2人)▽観衆1万958人 今季開幕戦でプロデビューしたばかりの19歳の三ケ島かな=ランテック=が6バーディー、2ボギーの68をマーク。4アンダーでフェービー・ヤオ(台湾)とともに首位発進した。国内公式戦最年少&史上初10代制覇へ、夢が膨らむ。1打差の3アンダー3位に渡辺彩香(22)=大東建託=、菊地絵理香(27)=オンワードホールディングス=ら5人、2アンダー8位にレキシー・トンプソン(米国)、テレサ・ルー(台湾)ら6人が続いている。 これまでティーンエージャーの勝者はいない。国内女子メジャー最年少優勝記録は平瀬真由美が1989年JLPGAレディーボーデンカップでつくった20歳27日。これを「19歳300日」に塗り替えるべく、三ケ島が首位スタートを切った。 「メジャー大会=公式戦、と言われても、普段と意識は変わらない。けど、コース(セッティング)は全然違うなと実感してます」。練習ラウンドでは予選通過が不安になったというが、この日は「大きなミスがなかったのと、今週の目標にしている“笑顔を忘れずに回ろう”というのができたので。いい感じにまとめられました」とほほ笑んだ。 1番パー5で80ヤードの第3打をピンそば1メートル弱につけてバーディー発進すると、5番で3メートル、9番で2メートル、10番では10メートルを沈め、15番ではチップイン。17番も1・5メートルにつけ、終わってみれば6バーディー2ボギー。プロ9戦目にして自身初のトーナメントリーダー経験が、メジャータイトルとは驚きだ。 昨春、福岡・沖学園高を卒業。プロテストでは悔し涙をのんだが、ファイナルQT(最終予選)5位で今季ツアーフル参戦権を獲得した。開幕から前週までの8戦は予選通過5、ベストフィニッシュは第2戦・ヨコハマタイヤPRGRでの16位。父でコーチ役の直さん(45)をキャディーに、父娘でシード権獲得を目指している。 「月曜日に1人で出歩くのが気分転換法。先週は三嶋大社にお参りに行って、よもぎのお団子を食べて…すごくおいしかった〜」と、無邪気な笑顔をのぞかせる19歳。ピリピリムードのメジャーV戦線に、フワ〜ッと新風が吹きはじめた。(月橋文美) PR情報
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