読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アンノン・スター

大河ドラマ・連続ドラマ・ウルトラシリーズ・銀英伝・歴史SLGのことを書いてます。

【ネタバレ注意】ラヴソング/第4話感想

DRAMA DRAMA-ラヴソング

 

第3話の視聴率は9.4%

 

f:id:harunakatori0306:20160506014304j:plain

 

2話から1ケタ台に突入してしまいましたが、

少しでも数字が持ち直すといいですね。

 

世間的な評判はいまひとつですが、

福山雅治さんのファンや音楽好きには、

良い話にできあがっていると思いますよ。

 

ただ脇役が少し弱いような気がします。

さくらの音楽上のライバルとかいると面白くなりそうです。

 

前回のおさらいはこちらからどうぞ。

 

www.unknown-star.tokyo

 

レコード会社のスカウトを交えた内容でしたが、

意外な展開にビックリしました。

 

☆CAST

 

神代広平・・・福山雅治

佐野さくら・・・藤原さくら

天野空一・・・菅田将暉

中村真美・・・夏帆

増村泰造・・・田中哲司

星田和夫・・・渋川清彦

笹裕司・・・宇崎竜童

 

水原亜矢・・・りょう(第4話ゲスト)

桑名喜和子・・・りりぃ(第4話ゲスト)

 

宍戸夏希・・・水野美紀

 

さくらに大きなチャンスが訪れるが・・・

 

神代は女性の家を転々とすることをやめて、

一人暮らしするための部屋を借りた。

 

引越しには昔のバンド仲間の増村と星田が手伝いに来ていたが、

空一も荷運びに協力していた。

 

夏希のもとには父親が見合い写真を持って訪ねてきていたが、

彼女は付き合っている男性がいる素振りをする。

 

神代は作業後にライブハウスの『S』でみなを労った。

 

すると夏希が、神代の所持品を持って現れる。

空一は恋人同士なのではないかと聞くが、あっさりと否定された。

笹は、大人になると男女の垣根を越えた関係もあると説明した。

 

そんななか。

 

グリスターミュージックの営業の水原が現れ、神代に名刺を手渡した。

彼女はさくらのライブを観て、その歌声に魅了されたのだ。

 

さくらは家でギターの練習をしていた。

 

真美は神代との間柄について尋ねるが、

さくらは「ひとりで歌えるようになりたいから」と答えた。

 

そこへ空一が飛び込んできて、

プロのスカウトがやってきたとさくらに告げた。

 

さくらは神代と夏希が付き合っていると思っていたが、

真美が「二人は恋人同士ではない」と言ったため、

さくらは急に喜色満面になる。

 

そして職場で神代と会ったさくらは、

グリスターミュージックについて怪しい会社ではないのかと聞くが、

神代は大手のレコード会社だから大丈夫だという。

 

話は順調に進み、神代とさくらは水原との面談に及ぶが、

さくらが吃音症だとわかった水原は微妙な表情になる。

 

さくらは面談が不調に終わったと思うが、

神代は「印象を残すことが大事」と彼女を励ました。

 

グリスターの重役・桑名は神代の過去を知る人物で、

神代が関わるなら、さくらのプロデビューの件からは手を引くといった。

 

神代がさくらに対しては、とくに何もしていないと言うと、

桑名はさくら本人に会って、話を聞こうと思い立つ。

 

さくらは大手レコード会社の重役に会えることが決まり、大喜びするが、

その当日、空一が起こした傷害事件に巻き込まれ、

せっかくのチャンスが水の泡になってしまうのだった-。

 

カフェラテとカプチーノの違いとは?

 

※グリスターミュージックの営業との面談

 

水原「本当ですか?あのライブがはじめて?」

さくら「はい」

水原「ぜんぜんそんな風には見えなかった」

さくら「・・・」

水原「あ、ごめんなさい。どうぞ注文してくださいね」

神代「あ、はい。ええ・・・何にする?僕はアイスティーを」

店員「アイスティーを」

さくら「じゃ、あの・・・同じ・・・」

店員「アイスティーですね。かしこまりました」

さくら「あ、うん・・・じゃなくて・・・ぺリエ」

店員「ぺリエ。かしこまりました。失礼します」

水原「そうだ。佐野さんは質問あります?不安なこととか」

さくら「も、もし・・・契約して、そ、それで・・・で・・・」

水原「デビューしたら?」

さくら「い・・・いくらもらえますか?」

神代「ああ・・・」

さくら「わ、私には・・・親がいないんで・・・じ、自分で生活しないと」

水原「そうですね・・・それも大事なことです。

デビューする前にまずは育成契約をしてもらいます。育成援助金として月に10万」

さくら「じゅ、じゅ・・・10万」

水原「しばらくはデモ制作やライブをやって、正式契約とデビューを目指します。

デビューが決まったら月20万くらいですかね」

さくら「・・・」


(店員が飲み物を持ってくる)


水原「いま、佐野さんは一人暮らしですか?」

さくら「あ、と・・・友達と同じ・・・い、家に住んでて・・・」

水原「もし生活が苦しいようなら、家賃分を賄えるように月25万までなら出せます」

さくら「い・・・いいですね!」

神代「あ、はあ・・・」

水原「どうぞ」

神代「いただきます」


(さくらお辞儀をするが、飲み物を一口飲んでむせてしまう)


神代「どうした?大丈夫?」

さくら「あ・・・あ・・・味がしない」

神代「ああ、もしかして、はじめてだった?」

 

(さくら笑う)

 

さくら「お・・・おしゃれ系ですね」

神代「うん、おしゃれ系だよ」

水原「・・・佐野さんは緊張とか関係なく、いつもそういう話し方になるんですか?」

神代「あ、あのですね・・・」

さくら「あ・・・こ・・・これ吃音といって、じ・・・自分でも上手くコントロールできない・・・

で、でも、でも・・・病気とかではなく、なくて・・・えっ、えっ・・・歌う時は大丈夫。

な・・・な・・・なぜか大丈夫なんです」

 

(水原、困ったように笑う)

 

神代「なんでもはじめてっていうのは驚きますよね。

とくに自分の知らないことだったりすると。

まあ、これとかおしゃれ系だしね」

水原「夢ばかり追いかけてる子よりはいいんじゃないですかね」

神代「そうですね」

水原「何かありましたら、後日こちらからご連絡いたしますね」

神代「はい」

さくら「えっ・・・」

 

※帰り道でコーヒーを飲む神代とさくら

 

店員「カフェラテとカプチーノです」

神代「はい、えーと・・・こっち」

さくら「み・・・み・・・水原さんの、か・・・か・・・顔見ました?」

神代「うん?」

さくら「か・・・顔見ました?み・・・水原さんの」

神代「ああ・・・」

さくら「こ・・・これ、ひ・・・ひどかったから、超ど・・・ドン引きしてました」

神代「えっ?今日?うどんきました?」

さくら「ちょ・・・ちょ・・・超ドン引き!」

神代「ああ。でも確実に印象は残せたと思うよ」

さくら「は・・・は・・・はい?」

神代「(大声で)確実に印象は残せたと思うよ」

さくら「で・・・でも・・・好印象ではな・・・ない」

神代「好印象であれ、悪印象であれ、印象に残すこともひとつの方法だよ。

じゃあ、佐野さんさ、カフェラテとカプチーノの違いってわかる?

何頼んだんだっけ?カフェラテ?

俺、カプチーノ。ほらほら、これ飲んでみて」

さくら「・・・」

神代「早く飲んでよ」


(さくら、カプチーノを飲む)


神代「どう?違いわかる?」

さくら「わ・・・わ・・・わかんない」

神代「でしょう?印象に残らないんだよ。こいつらは」

さくら「で・・・でも・・・買ってますよ」

神代「そうだよ」

さくら「意味わかんない」

 

※グリスターミュージックの重役室にて

 

水原「佐野さくらに会ってきました」

桑名「どうだった?」

水原「声は素晴らしいんです。本当に。ただ・・・」

桑名「児童養護施設と吃音ね」

水原「はい」

 

(桑名、書類の神代の名前に目を留める)

 

※神代、自分の過去を語りはじめる

 

神代「佐野さんさ、才能あると思うよ」

さくら「わっ!やっ!ははは・・・バスケのですか」

神代「歌。俺も昔、真剣に音楽やってたことあるから、それぐらいわかるんだよ。

学生の頃さ、ほら、この間来てた・・・増村、星田。

あと夏希先生。みんなと一緒にバンド組んでたんだけど、

みんな就職があるからって言ってやめてっちゃって」

さくら「せ・・・せ・・・先生のは?」

神代「えっ?」

さくら「それ(空のコーヒーカップを指差す)」

神代「ああ・・・俺とボーカルの子だけ残って、

そのあと、音楽業界に片足突っ込んだんだけど、

結局、上手く行かなくてやめちゃってさ」

 

(中略)

 

神代「佐野さんさ、本気で歌やったほうがいいよ」

 

第4話の感想

 

今回は辛口なので、苦手な方はこれ以上は読まないでください。

 

さくらちゃんがレコード会社と契約できるかと思いきや、

思わぬ形で破談になってしまいましたね。

 

このドラマ、すごくいい作品だと思うんですが、

さくらの友達2人については一考したほうがいいでしょうね。

 

菅田将暉さん本人は嫌いじゃないですが、

空一は騒々しいだけなので、見ているとちょっと苛々します。

 

経済的に苦しいのはわかりますが、

詐欺まがいの仕事を引き受けてしまうのはおかしいですし、

さくらの前で妙にカッコつけるなど、底が浅い男という感じです。

 

また彼を諌めた真美も、バッグで殴りつけるというのはやりすぎです。

 

妊娠しているから気が立っているのかも知れませんが、

さくらちゃんの親友なら、もっと優しさをアピールしてほしいですね。

 

まあ、そんなことを言ったら、

神代も女にはだらしないところがあるので、

手放しで褒めることはできないんですけどね・・・

 

でも、主人公の過去がわかったのは良かったです。

 

かつての恋人は事故死したようですが、

グリスターの重役はその件に関わっているのでしょうか?

 

だとしたら、さくらちゃんは契約しなくて正解だったかも知れません。

 

彼女の生い立ちや吃音のことをちゃんと理解するかわからないですし、

神代のサポートなしで音楽をやるのはたいへんでしょう。

 

恋のほうはまださくらちゃんの片想いのようですが、

神代は何か心を動かされたようですね。

 

次回は2人の音楽活動が活発になるみたいなので、楽しみです。