首相 ロシアとの平和条約交渉「新しいアプローチで」
ロシアを訪れている安倍総理大臣はプーチン大統領との日ロ首脳会談を終えたあと、記者団に対し、北方領土問題を含む平和条約交渉について、停滞を打破する突破口を開く手応えが得られたとしたうえで、「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていく」と述べました。
伊勢志摩サミットを前にした欧州歴訪を終えた安倍総理大臣は、ロシア南部の保養地ソチに到着し、日本時間の6日午後10時前から郊外にある大統領公邸でプーチン大統領との日ロ首脳会談に臨みました。
会談は夕食会も含めておよそ3時間にわたって行われ、7日午前1時前に終了しました。このあと安倍総理大臣は記者団に対し、北方領土問題を含む平和条約交渉について、「停滞を打破する突破口を開く手応えを得ることができた。プーチン大統領も同じ認識だ。2人で解決していこう。未来志向の日ロ関係を構築するなかで解決していこうという考えで一致した」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていくということになった。そして9月にウラジオストクで再び会うことで合意した」と述べ、ことし9月にロシア極東のウラジオストクで再び日ロ首脳会談を行うことで合意したことを明らかにしました。
この新しいアプローチについて、安倍総理大臣は「平和条約交渉は停滞をしていたと言わざるをえない。この停滞状況を打破するためには今までの発想とは違う新たな発想に基づいて交渉を進めなければならないと考え、そのなかで『新しいアプローチで進めていきたい』と、その考えをプーチン大統領に伝え、そしてプーチン大統領もその基本的な考え方に合意をしたということだ」と述べました。
また、安倍総理大臣は先送りになっているプーチン大統領の日本訪問について、「適切な時期に実現するため、さらに検討していきたいと考えている」と述べました。
会談は夕食会も含めておよそ3時間にわたって行われ、7日午前1時前に終了しました。このあと安倍総理大臣は記者団に対し、北方領土問題を含む平和条約交渉について、「停滞を打破する突破口を開く手応えを得ることができた。プーチン大統領も同じ認識だ。2人で解決していこう。未来志向の日ロ関係を構築するなかで解決していこうという考えで一致した」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていくということになった。そして9月にウラジオストクで再び会うことで合意した」と述べ、ことし9月にロシア極東のウラジオストクで再び日ロ首脳会談を行うことで合意したことを明らかにしました。
この新しいアプローチについて、安倍総理大臣は「平和条約交渉は停滞をしていたと言わざるをえない。この停滞状況を打破するためには今までの発想とは違う新たな発想に基づいて交渉を進めなければならないと考え、そのなかで『新しいアプローチで進めていきたい』と、その考えをプーチン大統領に伝え、そしてプーチン大統領もその基本的な考え方に合意をしたということだ」と述べました。
また、安倍総理大臣は先送りになっているプーチン大統領の日本訪問について、「適切な時期に実現するため、さらに検討していきたいと考えている」と述べました。