ジャニー喜多川社長初激白!SMAP解散は「絶対ない」
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)がこのほど、都内で取材に応じ、今年1月に解散・分裂騒動に揺れたSMAPについて初めて激白した。現在のSMAPの契約は9月いっぱいとされており、今後の解散・分裂について疑念が拭い切れていない状況だが、ジャニー社長は「SMAPは我が子と同じ。そんな心配は全然ない」とキッパリ。現時点でフジテレビ系「SMAP×SMAP」以外のメンバー全員での活動は未定ながら、9月からのデビュー25周年についても「盛大にやるべき」と語った。
世間を揺るがせた解散騒動から約4か月。ジャニー社長が、ついに沈黙を破った。笑顔でSMAPへの思いを明かしながら時折、わずかだが語気は荒くなった。
「SMAPはどうなのって? はっきりしときますよ。僕は命を懸けても。SMAPは我が子と同じですから。僕に相談なしで、とかくするはず絶対ないです。そんな心配は全然ないです。解散だとか何だかって、冗談じゃない」とキッパリ言い切った。
騒動が勃発したのは今年1月13日。女性チーフマネジャーとメリー喜多川副社長(89)の対立を発端に、中居正広(43)を筆頭に稲垣吾郎(42)、草ナギ剛(41)、香取慎吾(39)が事務所から独立、木村拓哉(43)が残留という対立構造が明るみに出た。当時、事務所は「この件について協議・交渉がなされている事実は存します」とコメントしたが、ジャニー社長の考えは別のところにあった。
「(独立するはずは)ないですよ。大体が小学校のときからやってるから。自分のこと、向こうも親と同じように考えているし。僕は全部、全面的に彼たちを信じているし、彼らだってそうだし。ウソついたって何したって、すぐ分かる。彼らも分かっていますよ」
騒動は、メンバーが1月18日放送のスマスマで生謝罪したことで、一応の収束を迎えた。その場では草ナギが「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれた」と語ったが、当時は入院中だったという。「話はしょっちゅうしますけど、向こうも遠慮しちゃうんですよね。僕が入院してるってことで。何だったか『おい、頑張れよ』って言ったぐらいはあったと思いますよ」
今後の注目は、今の契約が切れるとされる9月。一部では、そのタイミングで「解散」と報じるなど、騒動再燃の声は根強いが、ジャニー社長はこれも完全否定した。「更新っていうことは再契約ね? そうしたら何度もそういうこと(解散騒動)が起こってくるわけですよ。(過去に)それないですよね? 何で今回に関してそういうふうに(契約見直しを)するんですかってことを言ったら、あり得ない」
しかし、スマスマ以外に新曲発売やツアー開催など、全員での仕事が決まっていないことも事実。9月9日からデビュー25周年イヤーに入るだけに、ファンからも心配の声が上がるが「何周年ごとに盛大にやるべきだと思うんですよね。周りに遠慮して萎縮する意味もないし」とバックアップを約束。2年ぶりのツアー開催にも「もちろんやらなきゃいけない。『俺たちは、もういいよ』って言うと思うけど。それはやらなきゃいけない」とメンバーを諭すように呼び掛けた。
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