嫁さんの収入減
先月から我が家の家計方式が変更になった。というのも嫁さんが育休期間に入り、働いていた時と比べて収入が減ってしまうためである。収益の構造が変わる時、その使い方もフレキシブルに変えなければならない。お金は大事だ。
今までの方式
嫁さんが現役で働いていた時、僕達の収入は概ねイーブンだった。僕の方が残業してたんだけどなぁ…。ま、そんなわけでお互いに家賃・食費・生活雑貨・貯金を毎月お互いに一定額払い、残った分はお互い自由に使うという形になった。拠出額は男の意地もあって僕の方が多めに出していたけれど、女性は化粧に美容にとお金がかかるのでしょうがない。
この方式のいいところは残業や昇給などで増えた額がすべて自分に返ってくること。これは仕事をする上で確かなモチベーションになるし、仕事量や責任が増すことで同時に増えるストレスを解消するにも有効だ。何より平等感がある。
今後の方式
いわゆる悪名高いお小遣い制へと移行する。育休中の支給で以前と同じ額を拠出することは難しく、子供の分でどのくらいお金がかかるか不透明だったので家計に入れるお金にバッファ…残業代などの収入増…を設けておこうというのが二人で話し合った結果である。若干うまく丸め込まれたような気がしなくもない。ちなみに嫁さんの育休支給も一部を嫁さんに残して大半は共通貯金行きなので不公平感はない。
育休分はほぼ貯金ということで、疑似的に我が家計は僕の収入だけで生活費をまかなう、いわゆるシングルインカムでの生活をシミュレートした形になる。実は一度これでどこまでやれるのかは見てみたいところであった。
一ヶ月が過ぎて
先日4月分の家計簿を〆た。僕のと家庭の、両方の家計簿を。
僕の家計簿
終わってみると今月は2万半ば程度の黒字に終わった。なんだよ黒字か、と思われるかもしれないが、これで結構カツカツだ。
4月、僕は趣味にほとんどお金を使っていない。Kindleでゴールデンカムイを買い、数曲の楽曲をダウンロードしたくらいだ。
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全然別の話だけどゴールデンカムイは面白いよね
確かに4月特有の歓迎会というイベントでいつもより交際費はかかっている。勉強用の書籍も少しは購入したし交通費も通院のためいつもより高いが、そんなもので僕の家計が脅かされるのは辛い。
僕の趣味、ガジェットと投資…今後はかなり引き締めていかないと僕の個人資産は目減りする一方になる可能性がある。一応ここから出費を節約するとなると、ケータイをMVMOに変えるくらいで、あとは昼食費に手をかけるくらいしかできることは無い。けどキャリアメールは2段階認証で使ってるんだよなーキツイ。
家庭の家計簿
家庭の家計簿は僕の方に比べてずいぶん余裕があった。というのも嫁さんと子供が実家に帰ってて僕の生活費分しかかかってないからだ。そんなわけで4月分を元に考えてもしょうがないので、2人で生活していた頃の支出に子供のオムツ代とミルク代を足して計算してみた。
結果としては僕の家計よりちょいと余裕があるプラスになるかなぁ…といったところ。こちらは僕だけのお金ではないので具体的な額は伏せさせてもらう。
ただこのプラスが成り立っているのは出費につながるイベント(結婚式やらお歳暮やら旅行などなど)が無いのと、何より残業代による収入増のおかげである。
残業が無いと赤
ここ最近はそれなりの忙しさだったため残業時間も多めであり、これにより家計の収入は増している。もし残業が無ければ赤字への転落は避けられない。悲しいが、僕の基本給に家族を食わせていくだけの力はないらしい。いや、僕の取り分を少なくすればなんとかなるだろうけど、将来のために積むお金は月給では捻出できずに、ボーナスに頼らないと厳しいんじゃないかな。ボーナスを貯金すると旅行とかに回せるお金は…
僕のお賃金は院卒就職組としては一般的な額かなーといったもので、それでもシングルでは家計の厳しさが否めない。以前僕より1つ下のシングルインカム後輩が「いやーキツイっす」と呟いていたが、確かに納得だ。シングルインカムで回している家庭は本当に大変だろう、尊敬せざるを得ない。
感心してばかりではいられない。僕もやすやすと育休貯金に手を出すつもりはない。多少残業代が減っても黒字を維持できる筋肉質な家計を目指さなければならない。家計簿はそこそこ真面目につけてるし嫁さんはFPだ、必ずや家計の無駄を見つけて財務健全化を果たしてみせる。まずは、光熱費かな。