羽田空港の制限区域に乗客 21便に遅れ

羽田空港の制限区域に乗客 21便に遅れ
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6日夕方、羽田空港で、乗客1人が一時、立ち入り制限区域に入り込み、すでに検査を終えた手荷物の再検査が必要となったため、夜にかけて合わせて21便の出発に遅れが出ました。
全日空などによりますと、6日午後6時前、羽田空港の国内線の出発ロビーで、乗客の女性1人が全日空のカウンターの中に侵入し、預かった手荷物を運ぶベルトコンベヤーに乗って立ち入り制限区域に入り込みました。
この乗客は追いかけた全日空の担当者に取り押さえられましたが、すでに検査を終えた手荷物の再検査が必要となり、この作業に2時間ほどかかったため、全日空などの合わせて21便に最大でおよそ1時間の遅れが出たということです。
全日空が確認したところ、この乗客は不審なものを所持するなどしておらず、午後8時以降は平常どおり運航されているということです。
羽田空港では今月下旬の伊勢志摩サミットを前に警備が強化されていて、全日空などが当時の状況を詳しく調べています。