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「原発全廃」訴え100キロ行進 琵琶湖一周「市民ウオーク」

JR大津駅前を出発したデモ隊=大津市御幸町で

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 原発再稼働の反対と早期の廃炉を訴える「原発全廃!びわ湖一周デモ」が四日、始まった。県内の女性団体や平和団体でつくる実行委員会が呼び掛け、九日までの六日間で琵琶湖沿岸約百キロを行進する。

 二〇一一年五月からほぼ毎月、大津市内で続けてきた「脱原発市民ウオーク」が五十回目を迎え、より広くアピールしようと企画した。この日は、二百五十人がJR大津駅前から野洲駅前までの二十二・一キロを歩いた。三月に関西電力高浜原発3、4号機の再稼働差し止めを命じる仮処分を出した大津地裁の前では、「これからも司法の良心を大切にして」と声を上げた。

 田中徹実行委員長は「福島第一原発は、事故から五年がたっても見通しの立たない収拾作業が続いている。若狭の原発を止め、琵琶湖の水を守ろう」と参加者に呼び掛けた。

 九日に三日月大造知事に再稼働阻止などに向けて行動を求める申し入れ書を渡す予定。

(野瀬井寛)

 

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