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大型インコ国際取引禁止へ ペットで人気、絶滅危機 

 人間の言葉をよく覚え、ペットとして日本でも人気の大型インコ「ヨウム」の個体数が乱獲で急減し、絶滅の恐れが高まっているとして、生息国の一つのガボンが国際取引の禁止を提案したことが2日、分かった。

 9月に南アフリカで開かれるワシントン条約の締約国会議で議論されるが、欧州連合(EU)が支持を表明、米国も支持する方針で、取引が禁止される公算が大きい。

 日本は主要輸入国の一つで、毎年400〜500羽超の生きたヨウムが輸入され、1羽15万〜30万円の高値で売買されており、厳しい目が向けられることになりそうだ。禁止が決まれば、国内の取引規制などの対応が必要になる。

(共同)

 密猟者から押収され、保護されたヨウム=2013年9月、コンゴ民主共和国(共同)

 密猟者から押収され、保護されたヨウム=2013年9月、コンゴ民主共和国(共同)

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