民家から発見 70代の兄と姉が同居 札幌
5日午後3時15分ごろ、札幌市南区川沿7条3の民家で、この家に住む64歳の女性とみられる遺体を道警札幌南署員が発見した。遺体は死後数週間以上たっており、体の一部はミイラ化していた。
同署によると、5日午後2時半ごろに女性宅を訪ねた大家らから「しばらく女性の姿が見えない」と110番通報があった。玄関は施錠されていたため駆けつけた警察官が窓から住宅内に入ったところ、1階の居間に横たわっている女性の遺体を発見した。遺体に目立った外傷はないという。
同署は遺体の身元と死因を調べるとともに、死体遺棄の疑いもあるとみて女性と同居していた、いずれも70代の兄と姉から話を聞いている。2人には知的障害があり、大家との家賃支払いなどのやりとりは女性がしていたという。
【野原寛史】