一連の熊本地震で大きな被害を受けた被災地の人たちに向けて応援のメッセージを送ろうというイベントが、エジプトの首都カイロで開かれました。

このイベントは日本とエジプトの交流を進めている団体などが、５日、首都カイロで開いたもので、会場となったカイロ大学のキャンパスには、日本語を学んでいる学生など１００人以上が集まりました。
はじめに参加者が、今回の地震の犠牲者に黙とうをささげたあと、被災地の人たちに向けて応援のメッセージを送ろうと、エジプト人と現地に住む日本人が一緒に踊りを踊ったり、歌ったりしました。
会場には、寄せ書きを書く場所も設けられ、「頑張ってください」とか「あきらめないでください」などと次々に日本語で書きこんでいました。
大学で日本語を学んでいるという男性は「こんな被害が起きて、悲しい思いですが、ここエジプトから熊本地震の被災者の皆さんに応援するメッセージを送ります。頑張ってください」と話していました。