ディスプレイ内蔵コーヒーテーブルは「タッチ」で現実とコミュニケートする
インベーダーゲームとか、やってみたい。
Windowsがタッチ操作との親和性を高めるにつれ、タッチ操作に対応したPCも増えてきました。84インチのホワイトボード型PC「Surface Hub」もその一例でしょう。そして今回Ideumが発表したのは、さまざまなタッチ操作が可能な55インチディスプレイ内蔵のコーヒーテーブルです。
60点の同時タッチを認識する55インチディスプレイはゲームやプレゼンテーションにも有用ですが、それ以外にも「置いたものを認識する」という興味深い機能を搭載しています。
これはグラスやコーヒーカップの下に3Dプリントしたマーカーを設置し、ディスプレイで読み取ることで実現しています。表示の内容はマーカーとプログラムの組み合わせでさまざまに変更が可能です。
たとえばレストランなどで、グラスを置くとそのワインの原産地やストーリー、味わい方などが表示される…なんて使い方をすれば、お客さんに楽しいサプライズを演出できそうですね!
動作するOSはWindows 10で、プロセッサにはCore i7、Nvidiaのグラフィックスボードを内蔵しています。またテーブル本体は航空機グレードのアルミからできており、安定性にも不安はありません。本体価格は6,000ドル〜2万ドル(約65万円〜220万円)で、すでに予約を開始しています。
会議室やちょっといいレストランなんかで、このコーヒーテーブルを目にする日がくるかもしれませんね。
source: Gizmag
(塚本直樹)