アジアの開発拠点を日産自動車がタイに整備
自動車メーカーの多くがアジアの生産拠点と位置づけるタイに、日産自動車は、研究開発のための施設を新たに整備し、今後、各社の間で現地で車を開発する動きが加速しそうです。
この施設は、日産自動車がバンコク近郊に日本円で30億円余りをかけて整備したもので、28日に現地で記念の式典が開かれました。
施設には、悪路など過酷な自然環境でも車が性能を維持できるかをテストしたり、現地で調達した部品の性能などを確認したりするための最新の装置が導入されています。
これまでこうしたテストの多くは、日本まで車を運んで行われていたため、開発に時間がかかっていましたが、今後現地でできるようになることで、アジアのニーズに合った車をいち早く供給できるようになるということです。
このほかタイでは、トヨタ自動車やホンダなども車の開発の一部を現地で行う取り組みを進めており、今後、各社の間で車の設計を含めた開発拠点としての機能を強化する動きが加速しそうです。
この施設の責任者で日産モーター・アジアパシフィックの矢部雅之さんは「この施設でアジアの市場に合ったものが何かを考え、われわれが望む車をこの地域で作れるようにすることが最終的な理想だ」と話していました。
施設には、悪路など過酷な自然環境でも車が性能を維持できるかをテストしたり、現地で調達した部品の性能などを確認したりするための最新の装置が導入されています。
これまでこうしたテストの多くは、日本まで車を運んで行われていたため、開発に時間がかかっていましたが、今後現地でできるようになることで、アジアのニーズに合った車をいち早く供給できるようになるということです。
このほかタイでは、トヨタ自動車やホンダなども車の開発の一部を現地で行う取り組みを進めており、今後、各社の間で車の設計を含めた開発拠点としての機能を強化する動きが加速しそうです。
この施設の責任者で日産モーター・アジアパシフィックの矢部雅之さんは「この施設でアジアの市場に合ったものが何かを考え、われわれが望む車をこの地域で作れるようにすることが最終的な理想だ」と話していました。