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御柱祭 柱から10メートル転落、氏子が重体

落下事故があった「本宮一」の御柱=長野県諏訪市中洲神宮寺の諏訪大社上社本宮で2016年5月5日午後6時18分、宮坂一則撮影

 5日午後4時半ごろ、長野県諏訪市中洲の諏訪大社上社本宮(かみしゃほんみや)で開かれていた御柱祭(おんばしらさい)で、氏子の諏訪市豊田、自営業、日下部幸寛さん(41)が、柱(高さ17メートル)を垂直に立てる「建て御柱」の直後、柱から約10メートル下の重機の屋根に落下した。県警茅野署によると、日下部さんは頭などを強く打ち同市の病院に運ばれたが、重体という。

     目撃者などによると、「本宮一」と呼ばれる柱に乗っていた日下部さんは、後片付けをしながら下りる途中だった。一旦は横に張ったロープにぶら下がっていたが、間もなく落下したという。

     御柱祭では前回(2010年)も、下社の「春宮一」の建て御柱から2人が落下し死亡する事故があった。男性氏子は「安全対策を徹底して臨んだだけに残念だ」と話した。【ガン・クリスティーナ、宮坂一則、湯浅聖一】

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