グラフは2006年で途切れているが、その後も減っている

http://p.twpl.jp/show/large/SGzuo
近年少年による凶悪犯罪が多発するようになり、犯罪の低年齢化や少年犯罪の凶悪化などが言われている。
しかし警察庁や警視庁の統計では少年の凶悪犯罪は戦後最低なのである。
カラクリはテレビが低視聴率にあえぎ、穴埋めとして少年犯罪を報道し、人々が見る機会が増えたというものだった。
少年犯罪が激増した?
2月25日、警察庁は2014年の少年犯罪に関する傾向を発表しました。
正式な犯罪統計は法務省から犯罪白書、警察庁から警察白書がだされていて、その中で少年犯罪について書かれている。
これらは統計を取って発表されるまで1年もかかるので、最近の傾向を知ることが出来ない。
先日警察庁から発表されたのは、去年の少年犯罪の大まかな傾向だけを簡単に説明している。
それによると少年の刑法犯罪は11年連続で減少し13年の5万6千人と比べても8千人も少ない4万8千人だった。
凶悪犯罪の件数は出されなかったが、戦後最低の発生件数だった14年より増えたとは書かれていないので、同じ程度と考えられる。
つまり少年による凶悪犯罪は戦後最低の件数なのである。
これはテレビや新聞で報道されている事とは大きく矛盾している。
マスコミの言い分では「日本の治安は崩壊」していて、「少年犯罪は凶悪化の一途」を辿っていて、少年犯罪は戦後最悪の筈である。
警察とマスコミのどちらかが嘘をついている。
東京都内の昭和56年から平成25年の少年犯罪、全国的にも同じ傾向


「少年非行の傾向(平成25年) - 警視庁」 より
報道が増えただけ、というオチ
最近『少女が誘拐された』とか『少年が加害者の事件』が連日報道されている。
しかも一回で終わりではなく、一つの事件を何時間も特集し、それを何日も繰り返している。
こうした報道を見て視聴者は「少年犯罪が激増した」と思うわけですが、実際の犯罪は減少している。
少年犯罪の中でも特に凶悪な事件だけを見ても、やはり減少している。
思えば昭和の時代は暴走族や不良の全盛期で、カバンに鉄パイプや凶器を入れて登校する生徒が現実に居ました。
校内暴力や喧嘩が絶えず、対立する不良グループ同士数百人が河川敷で決闘なんてのも頻繁に起きていた。
唯一小学生による暴行が増えているのだが、これも昔なら小学生が暴れても警察に届けなかったのであって、実際に増えたのかは大変疑問です。
昭和の時代の教師は「警察に届けるのは学校の恥」と思っていた。
警視庁は14年の犯罪統計を発表しているが、右肩下がりに少年犯罪は減少している。
テレビ業界は近年視聴率が低下していて、お笑いやドラマは1桁視聴率が珍しくない。
それよりは少年の凶悪事件で特番を組んだほうが「稼げる」と考えている。
報道するのは別に悪くないが、少年の凶悪事件は戦後最低だという現実も言ったほうが良いと思う。
加えてネットで事件を報道するメディアやブログが多いので、人々が目にする機会が増えた、というだけなのである。
http://p.twpl.jp/show/large/SGzuo
近年少年による凶悪犯罪が多発するようになり、犯罪の低年齢化や少年犯罪の凶悪化などが言われている。
しかし警察庁や警視庁の統計では少年の凶悪犯罪は戦後最低なのである。
カラクリはテレビが低視聴率にあえぎ、穴埋めとして少年犯罪を報道し、人々が見る機会が増えたというものだった。
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少年犯罪が激増した?
2月25日、警察庁は2014年の少年犯罪に関する傾向を発表しました。
正式な犯罪統計は法務省から犯罪白書、警察庁から警察白書がだされていて、その中で少年犯罪について書かれている。
これらは統計を取って発表されるまで1年もかかるので、最近の傾向を知ることが出来ない。
先日警察庁から発表されたのは、去年の少年犯罪の大まかな傾向だけを簡単に説明している。
それによると少年の刑法犯罪は11年連続で減少し13年の5万6千人と比べても8千人も少ない4万8千人だった。
凶悪犯罪の件数は出されなかったが、戦後最低の発生件数だった14年より増えたとは書かれていないので、同じ程度と考えられる。
つまり少年による凶悪犯罪は戦後最低の件数なのである。
これはテレビや新聞で報道されている事とは大きく矛盾している。
マスコミの言い分では「日本の治安は崩壊」していて、「少年犯罪は凶悪化の一途」を辿っていて、少年犯罪は戦後最悪の筈である。
警察とマスコミのどちらかが嘘をついている。
東京都内の昭和56年から平成25年の少年犯罪、全国的にも同じ傾向
「少年非行の傾向(平成25年) - 警視庁」 より
報道が増えただけ、というオチ
最近『少女が誘拐された』とか『少年が加害者の事件』が連日報道されている。
しかも一回で終わりではなく、一つの事件を何時間も特集し、それを何日も繰り返している。
こうした報道を見て視聴者は「少年犯罪が激増した」と思うわけですが、実際の犯罪は減少している。
少年犯罪の中でも特に凶悪な事件だけを見ても、やはり減少している。
思えば昭和の時代は暴走族や不良の全盛期で、カバンに鉄パイプや凶器を入れて登校する生徒が現実に居ました。
校内暴力や喧嘩が絶えず、対立する不良グループ同士数百人が河川敷で決闘なんてのも頻繁に起きていた。
唯一小学生による暴行が増えているのだが、これも昔なら小学生が暴れても警察に届けなかったのであって、実際に増えたのかは大変疑問です。
昭和の時代の教師は「警察に届けるのは学校の恥」と思っていた。
警視庁は14年の犯罪統計を発表しているが、右肩下がりに少年犯罪は減少している。
テレビ業界は近年視聴率が低下していて、お笑いやドラマは1桁視聴率が珍しくない。
それよりは少年の凶悪事件で特番を組んだほうが「稼げる」と考えている。
報道するのは別に悪くないが、少年の凶悪事件は戦後最低だという現実も言ったほうが良いと思う。
加えてネットで事件を報道するメディアやブログが多いので、人々が目にする機会が増えた、というだけなのである。
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刑事罰の厳罰化もよく言われるが、刑務所の増設(刑務官の増員)が不可欠。警察官の定員を増やせと言っても、警察学校で警察官の養成できる人数は限られている。増やそうと思えば、予算の大幅増額が必要となる。
自転車への対応も現職の警察官だけでの対処は不可能に近い。おそらく警察OBに頼らないと対処できない。(ノンキャリ警官の退職後の利権拡大、講習料はキャリア警察官の退職後の天下り先の確保につながる)
それにしても、マナーの悪い人がいればいるほど、官僚はオイシイ御飯が食べられる。笑いが止まらん。