トランプ氏とクリントン氏 早くも本選挙見据えた戦い
アメリカ大統領選挙は、共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏と、民主党の指名の獲得に大きく近づいているクリントン前国務長官の争いになる可能性が高まり、両者が互いの批判を強めるなど、11月の本選挙を見据えた戦いが早くも始まっています。
アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは、クルーズ上院議員に続いてオハイオ州のケーシック知事も選挙戦から撤退すると表明し、唯一残る不動産王のトランプ氏が党の指名を獲得することが確実になりました。
一方、与党・民主党はクリントン前国務長官が指名の獲得に大きく近づいていて、ことし11月の本選挙はトランプ氏とクリントン氏の争いになる可能性が高まっています。
トランプ氏は4日、アメリカABCテレビのインタビューに対し「とてもおもしろいレースになるだろう」と述べたうえで、クリントン氏が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題などを取り上げ「判断力が乏しい」と批判しました。
これに対しクリントン氏は4日、首都ワシントンで演説し、「団結して選挙戦を戦う」と強調して支持を訴えたほか、CNNテレビのインタビューで「トランプ氏は制御しきれない危険な人物だ」と述べ、批判を強めました。
2人の争いとなる場合、現時点ではほとんどの世論調査でクリントン氏がリードしていますが、トランプ氏が上回っている調査結果もあり、本選挙を見据えた戦いが早くも始まっています。
一方、与党・民主党はクリントン前国務長官が指名の獲得に大きく近づいていて、ことし11月の本選挙はトランプ氏とクリントン氏の争いになる可能性が高まっています。
トランプ氏は4日、アメリカABCテレビのインタビューに対し「とてもおもしろいレースになるだろう」と述べたうえで、クリントン氏が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題などを取り上げ「判断力が乏しい」と批判しました。
これに対しクリントン氏は4日、首都ワシントンで演説し、「団結して選挙戦を戦う」と強調して支持を訴えたほか、CNNテレビのインタビューで「トランプ氏は制御しきれない危険な人物だ」と述べ、批判を強めました。
2人の争いとなる場合、現時点ではほとんどの世論調査でクリントン氏がリードしていますが、トランプ氏が上回っている調査結果もあり、本選挙を見据えた戦いが早くも始まっています。