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【芸能・社会】

バーズ・アンド・メロディ 日本で初の海外デビュー

2016年5月5日 紙面から

初の海外デビューが日本に決まった「Bars&Melody」。左がチャーリー・レネハン、右がレオンドル・デヴリーズ

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 スーザン・ボイルらを輩出した英国の国民的オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」から生まれた、同国の大人気ヒップホップユニット「Bars & Melody(バーズ・アンド・メロディ)」が、今夏に初の海外デビューを日本で果たすことが決まった。

 ラップ担当のレオンドル(15)と、シンガー担当のチャーリー(17)からなる2人組。昨年8月に発売した初アルバム「143」は現在までに120万枚のセールスを記録している大注目株だ。デビュー曲「Hopeful」(2014年7月発売)のサビ部分に日本語詞を加え、日本でもシングルとして発売する。

 同曲は、レオンドルが実体験で苦しんだいじめについて赤裸々にラップで語りながら、希望を持って明るい未来に向かおうとする前向きなメッセージが込められている。

 自分の歌う姿をフェイスブックに投稿し、輝いて見えたチャーリーに、レオンドルがコンタクトを取ったことがきっかけで意気投合。タッグを組んでオーディションを受けたところ「ワン・ダイレクション」の生みの親であるプロデューサー、サイモン・コーウェルさんの目に留まった。

 「Hopeful」のミュージックビデオが動画サイト「YouTube」で300万回の再生を超すほど大ブレークした2人は、日本でもいじめが社会問題になっていることを知り、自分たちの楽曲を通じて少しでも力になりたいとの思いで日本デビューを決意。

 ♪希望をもって 今進め この歌が君を連れてゆける And be hopeful, hopeful 道はある 簡単じゃないけれど大丈夫 Just be hopeful

 サビの日本語詞だ。レオンドルは「僕もいじめられた立場だったので日本に向けたこの曲を聴いて元気になってもらいたい。日本の皆さんに早く会いたい」という。

 

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