蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】DeNAの梶谷、今季初出場で即マルチ安打2016年5月5日 紙面から
◇DeNA3−2ヤクルトDeNAが競り勝った。4回に梶谷の適時打で先制。6回はロペスの犠飛、7回は代打宮崎の適時打で加点した。石田は球に力があり7回途中までを無失点で2勝目。小刻みな継投で反撃をかわした。ヤクルトは連勝が5で止まった。 ◇ DeNAに頼れる男が帰ってきた。梶谷が「3番・中堅」で今季初出場。4回には右前に先制打を放ち、6回には中堅フェンス直撃の三塁打で勝利に導いた。今季最多の2万8940人の観衆に向かって、お立ち台で「帰ってきましたー」とあいさつした。 宜野湾キャンプ中の2月17日にフェンスに激突し、戦列を離れた。左肋骨損傷、同骨挫傷、左脇腹の筋肉の炎症の診断だった。開幕に間に合わせようと復帰を急ぎ、3月18日に再発。ここまで遅れて「歯がゆい思いだった」と明かした。 思いはトレーニングにぶつけた。「体重が落ちてウエートもできていなかったら野球選手として終わってる。なえそうになる気持ちを盛り上げてやってきた」。昨年84キロだった体重を自己最重量の92キロまで増量し、ケガの功名に代えた。 この日は父・哉さん(56)、母・真弓さん(57)が観戦。目の前での殊勲打だった。5日の試合後には、広島に移動する。「あしたはスーツ。パツパツです」とは増量による誤算。明るい笑顔がチームに戻った。 (鈴木創太) PR情報
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