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勇者に滅ぼされるだけの簡単なお仕事です 作者:天野ハザマ
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変転の物語(書籍版3巻ダイジェスト)

書籍版3巻の発売に伴いダイジェスト化した内容となります。
 ザダーク王国とジオル森王国の友好条約。
 それが結ばれていく中で、かつての勇者パーティの一人でもあったルーティ・リガスは「ザダーク王国」として纏まった魔族達の現状を目にする。
 サンクリードに導かれザダーク王国首都アークヴェルムを歩くルーティの目に入る、魔族達の幸せそうな光景。
 それは、ルーティの中にあった「常識」を強く揺さぶる。
 消えない過去と、歩むべき未来。
 サンクリードと、ファイネルと……ヴェルムドールとの会話を通してルーティは、それを再度見据える事になる。

 そして、その第一歩である友好条約は締結され、ジオル森王国でも広く公布されることになる。
 行われるパレードと、翻る「ザダーク王国」の旗。
 それは不安と、期待をジオル森王国の人々に植え付けることになる。
 皮肉なことにも、聖アルトリス王国を中心に広がり始めた亜人排斥論への忌避感が「魔族」というものに対する悪感情をも否定させる結果となったのだ。

 文化面、そして軍事面でも協力を深めるジオル森王国とザダーク王国。
 その事実はやがて、シュタイア大陸を、大きく震撼させることになる。

 そして一方、ロクナは「魔神に会う為の方法」として注目していた「召喚魔法」の研究として実例を検証することを決める。
 その為のサンプルである召喚魔法使い「シャロン・ティアノート」に会う為に、ロクナは諜報員アインを通して聖アルトリス王国に潜入する。
 とある条件と引き換えに召喚魔法を見せてもらう約束をしたロクナはシャロン、そしてカイン達と共に「アレドナの森」へと向かうことになる。
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