常磐道 大型バスと車が正面衝突 母子死亡30人余けが
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4日夜、福島県大熊町の常磐自動車道で、乗用車と高速バスが正面衝突し、乗用車に乗っていた33歳の母親と6歳の長女が死亡したほか、バスの乗客など30人余りが軽いけがをしました。警察は、乗用車がセンターラインをはみ出したとみて詳しい状況を調べています。
4日午後9時前、福島県大熊町の常磐自動車道で乗用車と高速バスが正面衝突し、さらに高速バスの後ろを走っていた別の乗用車がバスに追突しました。
この事故で、バスと正面衝突した乗用車に乗っていた福島県広野町に住む中国籍の秦丹丹さん(33)と、秦さんの長女で小学1年の熊田京佳さん(6)が頭などを強く打って死亡しました。
また、高速バスの乗客と運転手、それにバスに追突した車に乗っていた合わせて32人が軽いけがをしました。
警察によりますと、死亡した秦さん親子は、宮城県内の水族館に遊びに行った帰りだったということです。
一方、高速バスは、4日午後4時すぎに東京・池袋を出発し、福島県相馬市に向かう途中だったということです。
現場は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による「帰還困難区域」の中の片側1車線の対面通行の区間で、警察は乗用車がセンターラインをはみ出して高速バスに衝突したとみて詳しい状況を調べています。
この事故で、バスと正面衝突した乗用車に乗っていた福島県広野町に住む中国籍の秦丹丹さん(33)と、秦さんの長女で小学1年の熊田京佳さん(6)が頭などを強く打って死亡しました。
また、高速バスの乗客と運転手、それにバスに追突した車に乗っていた合わせて32人が軽いけがをしました。
警察によりますと、死亡した秦さん親子は、宮城県内の水族館に遊びに行った帰りだったということです。
一方、高速バスは、4日午後4時すぎに東京・池袋を出発し、福島県相馬市に向かう途中だったということです。
現場は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による「帰還困難区域」の中の片側1車線の対面通行の区間で、警察は乗用車がセンターラインをはみ出して高速バスに衝突したとみて詳しい状況を調べています。
事故現場は「帰還困難区域」
福島県内の常磐自動車道のうち広野インターチェンジと南相馬インターチェンジの間は、福島第一原発から20キロ圏内の「避難指示区域」を通過します。
事故が起きた場所は、避難指示区域の中でも放射線量が比較的高い、立ち入りが厳しく制限されている「帰還困難区域」でした。
東日本高速道路は、避難指示区域内で事故が起きた際の対応について、ほかの高速道路と同じように、通行車両に注意しながら車を降りてガードレールの外など安全な場所に速やかに避難するよう呼びかけています。
そのうえで、放射線量に関する留意点として、路肩などでは放射性物質がたまりやすい茂みや水たまりなどを避けて待機し、その場の空間線量などを確認したい場合は、駆けつけた交通管理隊員に尋ねるよう呼びかけています。
事故が起きた場所は、避難指示区域の中でも放射線量が比較的高い、立ち入りが厳しく制限されている「帰還困難区域」でした。
東日本高速道路は、避難指示区域内で事故が起きた際の対応について、ほかの高速道路と同じように、通行車両に注意しながら車を降りてガードレールの外など安全な場所に速やかに避難するよう呼びかけています。
そのうえで、放射線量に関する留意点として、路肩などでは放射性物質がたまりやすい茂みや水たまりなどを避けて待機し、その場の空間線量などを確認したい場合は、駆けつけた交通管理隊員に尋ねるよう呼びかけています。