士農工商が教科書から消えた! あの頃必死で覚えた日本史はナンだったの?

士農工商という言葉を覚えていますか?

「何となく習ったような…」という人もいるのではないでしょうか。

ちなみに、習うのは小学校6年生の社会科。簡単に言うと「江戸時代の身分制度のこと」という意味で教えられていました。

  • 士=武士
  • 農=農民
  • 工=職人(工業に携わる人)
  • 商=商人

この下にえた、非人などが存在し、上から順に身分が高く、下にいくに連れて身分が低くなると考えられていました。

しかし、最近、この定説を覆すこんなツイートが話題になりました。

士農工商という身分制度は存在しなかったというのです!

いつから認識が変わったのか?

実はこの士農工商が教科書から消えたのは平成13(2001)年から。もうずいぶん前から載っていなかったんですね。

当然、小学校や中学校などの義務教育でも教えられることはありません。

「あの頃、必死に覚えたことは何だったの!?」昭和~平成初期生まれで、士農工商を身分制度として習った人はそう思ってしまいますよね。

身分制度ではなく「人々」という意味?

しかし、教科書に載っていないとはいえ、士農工商という言葉時代が存在しなかったという意味ありません。

江戸時代には武士、農民、職人、商人が多かったという意味、つまり「多くの人々」という意味合いで使われていたようです。

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あくまでも修正されたのは「身分制度としての士農工商」というワケです。

また、「士農工商という身分制度からの解放」という意味で教えられた「四民平等」も、士農工商と同じタイミングで教科書からは消えたとのこと。

昔とは歴史に関する認識がずいぶんと変わってきているようです。この機会に、日本史を学び直してみると、また新たな発見があって面白いかもしれませんね。

出典
@mocarain@aiai_kamen@Type_AO

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