肺がん再発防止のワクチン 治験を開始
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がんで死亡する人のうち最も高い割合を占める肺がんの再発を防ごうと、神奈川県立がんセンターなどの研究グループは、開発中のワクチンの効果や安全性を確かめる治験を始めました。
厚生労働省によりますと、おととし肺がんで死亡した人は国内でおよそ7万人にのぼり、がんで死亡した人のうち最も高い割合を占めています。
こうしたなか、神奈川県立がんセンターや東京大学などでつくる研究グループは、肺がんの再発を防ぐため開発中のワクチンを患者に投与して、効果や安全性を確かめる治験を始めました。
このワクチンは、患者の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃させるのが特徴で、研究グループは今年度中に60人の患者を対象に治験を進め、国の承認を経て肺がんの新たな治療方法として確立させたいとしています。
神奈川県立がんセンターの担当者は「ワクチンによる治療はがん患者の負担を軽減することにもつながるので、可能な限り早期に効果や安全性を確かめたい」と話しています。
こうしたなか、神奈川県立がんセンターや東京大学などでつくる研究グループは、肺がんの再発を防ぐため開発中のワクチンを患者に投与して、効果や安全性を確かめる治験を始めました。
このワクチンは、患者の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃させるのが特徴で、研究グループは今年度中に60人の患者を対象に治験を進め、国の承認を経て肺がんの新たな治療方法として確立させたいとしています。
神奈川県立がんセンターの担当者は「ワクチンによる治療はがん患者の負担を軽減することにもつながるので、可能な限り早期に効果や安全性を確かめたい」と話しています。