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画像ファイル名:1462363126142.png-(169113 B)サムネ表示
169113 B無題 Name としあき 16/05/04(水)20:58:46 No.6685961 del 05:44頃消えます
つくしんげは、言語化できないようなレベルの、些細な違和感を感じ、後ろを振り向いた。だがその時。
「あっ!!」
早苗が叫ぶ。文はシャッターを切る。うどんげが闘技場に目を戻すと、魔理沙が左腕からつーっと血を流していた。
「大丈夫!?」
だが、魔理沙は落ち着いた様子だった。
「ギャーギャー喚きなさんな。ただの……っと!擦り傷さ。でも、後でお前さんの薬をっ、貸してっ、もらえるなら、それに越したこたぁ、ないぜ。」
グレイズしながら元気に応える魔理沙の声に、ほっと胸をなで下ろす。
「まだまだ制限時間まで半分以上あるわよ?そして、私が跳ぶ間隔は……」
「狭まってることくらい重々承知してるぜ!」
天子の言葉を先取りする魔理沙だが、実のところ有効な手段をイマイチ見いだせていなかった。
「このままじゃジリ貧だぜ……」
無題 Name としあき 16/05/04(水)21:02:16 No.6685996 del
さて、ここで彼女にとって最大の問題は、敵が円周を回っていることだった。もしこれが、長方形を回っているのであれば、この程度のスペルカードは何とかなる範囲のものだ。だが、フィールドが円形で、その辺縁を敵が高速回転するというのは初めてのパターンだ。
「どうやら、最接近したら突っ込んで来る……というわけでもなさそうだ。仮にそうだとしても聖をも超えるこのスピードじゃ、避けるのは困難。いつ跳び上がっても必ず反対に来ている車の上に着地してるところ、全てのスピードは一定のようだが……さて、どうするか……」
悩んでいたのは、外野も同じだった。
「あのスピード、外を回っている時を狙うのは無理でしょうが……それよりは遅い、突進してくる時に正面から受け止める、というわけにはいかないんでしょうか?」
早苗は弾幕ごっこの先輩たちに尋ねた。
うどんげは首を振った。
「確かに烏天狗よりは遅いみたいだけど……跳ぶタイミングに法則性がなさそうなのが問題ね。」
文は首を捻った。
「真ん中にいればいつどの方向からも串刺し、そうでなくてもどっちの方向から来るかは不明。少なくとも、あまりマスパ向きではなさそうな場面です。」
無題 Name としあき 16/05/04(水)21:05:16 No.6686024 del
また、うどんげは武器という観点からも補足した。
「妖夢レベルの剣の腕前と切れ味の良い剣があればいいでしょうけど……魔理沙にそこまで求めるのは酷というものよ。」
「本人の言う通り、あくまでも余儀、ですか。」
「そもそも、あの標観剣も対妖怪なら威力があるようだけど……あの車は間違いなく何の妖気も纏わないただの鉄の塊。自動運転もここの周りを回るだけなのを機械的に実現しているようだし。」
「だからこそ、一定のスピードってのがせめてもの救いですよ。」
その時、札を避けながら魔理沙はとあることをふと思いついた。
「……よし、やるか。」
無題 Name としあき 16/05/04(水)21:11:47 No.6686067 del
・もう少ししたら長いオマケの前半貼るよ
・某動画の女弟子さんが可愛かったのでちんぽ突っ込んでみたかった3次創作
・これ東?→ごめんなさい
・前半には原作キャラが出てきません
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:02:09 No.6686360 del
うどんげの感じてる違和感は一体何なんだろう
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:18:15 No.6686457 del
    1462367895304.jpg-(176671 B) サムネ表示
176671 B
今回掲載分に東方キャラ出てなくて本当にごめんなさい
後半には神霊廟のみんなを出します

「先輩!今回も宜しくお願いします!」
元気な声が神霊廟の別館にある道場に響く。
「うん、こちらこそ、宜しく。」
私と白髪の老人とは、褥の上に座したまま向き合い、真面目くさった顔で一礼した。
一呼吸置き、私は先輩と軽く接吻する。お互いに相手の肩を軽く抱く。しばらくしたらいっぺん離れる。
先輩は儀式専用の隙間だらけの私の服に手を突っ込んで、乳房を揉む。桜色と茶色の中間色の乳首を服の下で軽く捏ねる。慣れた手つき。気持ちいい。ただし、性的な興奮というよりはもっとゆらゆらしたマッサージ的な気持ち良さだ。
今度は私が薄着の先輩の股間を弄る。これもこの儀式の為に作られた専用の服なので、簡単に男根が溢れる。禊で清潔にしてあるそれを、両手で包み込む。軽くカリのあたりを指で刺激して、半勃ち状態にしてやりそのままキープ。私は舌を出し、さらさらの唾液を上からてろっ、と亀頭に垂らす。男女は服の股間の隙間を拡げ、女陰と密着させる。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:19:42 No.6686472 del
「どうぞ、お入りください。」
「それでは失礼致す。」
先輩のは、私のには少し大きい。そして、強い刺激は好ましくない。必然的に、先輩はそろりそろりと入ってくる。入ってくるだけで、約1時間半。快楽のための契り、あるいは子作りのための性交ならこんなことをしたら男は女に顎を蹴られるだろう。だが、我々がしていることはそういう類の行為とは似て非なるものだ。
子宮口と鈴口がキスする僅かな刺激を感じ取る。先輩の着物の胸をはだけ、自分の乳房を接触させる。あったかい。お互いに、肩に腕を回し、右肩に顎を載せる。これで、二つの心臓が重なった。ゆっくりと呼吸を整える。心を落ち着かせ、心拍のリズムを近づけていく。ミリ秒単位で鼓動を同期させたら、さらに体を密着させる。出来るだけ、二つの肉体の間に隙間を作らないように。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:22:09 No.6686487 del
ここまでにかかった時間は10時間を優に超える。私は犬歯の裏を舐め、口の中に軽く唾液を貯める。先輩に接吻し、舌を絡ませ、唾液を交換し始めた。一方で、下半身でも先輩のおちんちんが少しずつ私の蜜を吸い始めた。房中術の使い手にのみ可能なスキルだ。私は口から息を吸い、鼻から吐く流れに切り替えた。2つの肉体から成る、生体回路、あるいは精製炉の完成だ。2人は瞼を下ろし、半覚醒状態に移行する。この体位のまま、私達はこれから何日間も繋がり続けるのだ。
徐々に互いの意識や感覚が溶け合って一つの生き物になっていく刹那、我々の同輩かお師匠様か……誰かが、気を効かせて2人の肩に薄布をかけてくれた。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:23:43 No.6686495 del
私の名は久龍(クーロン)。神霊廟に所属する、まあモブと言っていいヘボ道士である。実は東方茨歌4巻68p.2コマ目の真ん中で書籍デビューしている公式キャラだ(筆注:嘘です)。仙元々外の世界の出身で、大正10年に18歳でこの幻想郷に入った。
元の名は久保龍子と言ったが、この道観に入門した際に太子様より今の名を賜った。私は外の世界にいた頃はモガとして街の若人の憧れの存在とだったが、古書漢籍を好む父の影響で徐々に神秘思想にかぶれ−−鈴奈庵の看板娘さんを想像していただければ、当たらずども遠からずだろう−−やがて大本教などの新宗教団体に足を運んだりもした。ついにはそれに飽き足らず、自分だけで信州の山奥に篭って仙人ごっこをしていたところ……いつの間にかこの異世界に迷い込んでいた。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:26:23 No.6686509 del
私が望み通り仙道に入れたのは今思えば全くの僥倖だった。好色そうなピンクの仙人に説教されつつ下山したお蔭で妖怪に食べられることもなく里にたどり着き、特に悪さをされるでもなく里で1年ほどを過ごし、再び山に入り弟子を使い捨てにしない善良な仙人を師と仰ぐことができるなんてそうあることではない。その師−−私を含む数人の弟子は「じっちゃん」と呼んでいたが−−は数年前に地獄公務員にしょっ引かれてしまった。その後しばらくはフリーでやっていたのだが、神霊廟という大きな道観が新しくオープンしたという話を聞き、ちょっと様子を見るだけ……と思ってその日のうちに入門してしまった。だってリーダーがあんなかっこいい女の子なんてそりゃ反則だわ。
そしてここで色々な修行をするうち、私は房中術にも興味を持ち、最近は青娥娘娘−−お師匠様の指導の下で房中術の研究をしているのだ。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:28:55 No.6686525 del
「ふう……」
私達は3週間ぶりに結合を解除した。この間ずっと先輩の肺の中にあった酸素しか吸っていなかったので、久しぶりの冷たい空気が美味しい。私は笑みをこぼす。
「先輩、お疲れ様!」
「うむ、結構なお手前で……」
気血水の三要素を2つの肉体の中で循環させ、精製し純度を高めていく儀式。この困難な作業が無事終了して2人はホッとしている。イキそうでイカない状態を3週間24時間キープなど、素人には拷問に等しいだろう。十分に訓練している私達にとってもそれなりに大変な作業であるのは変わりない。特に、先輩は男性だから、尿道を逆回転させ経穴を取り込むというテクニックも必要だからなおさらだ。
「それにしても良好な気血水が身体にほとばしる感覚は誠に気持ちが良いもの。」
「本当にそうですよね。」
先輩は立ち上がり、太極拳のような気功体操を軽く行うと、全身に充満するエネルギーのバランスと質を確認した。
無題 Name としあき 16/05/04(水)22:31:06 No.6686548 del
    1462368666664.png-(1593291 B) サムネ表示
1593291 B
「んじゃ、私も失礼しまして……」
私も立ち上がって先輩に軽くキスすると、己の身体を撫で回すようにして全身の生体エネルギーの流れを確認した。
「うん、今回もかなり純度高いのが身体中巡ってるわ。道士やってて良かったってこの時ほど……ん?」
「どうかしましたかな?」
お腹の気血をより詳細に探る。自己から少し逸脱した循環を感知する。これは。
「(うーん、妊娠しちゃったか。)」
とりあえず、先輩には適当に誤魔化す。
房中術の修行を始めるにあたって、妊娠した場合のプランBは予め考えていたので妊娠それ自体は問題ない。何事も準備が大事とは私が女学校時代に学んだ数少ない実用的な教訓である。だがそれにしても。
「父親誰よ?」

つづく
無題 Name としあき 16/05/05(木)00:01:48 No.6687219 del
長いと思ったらおまけがあんまり東方関係ない……

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