日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

熊本でも被害多発…避難所での“性犯罪”からどう身を守る

 元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏が言う。

「被災地の男性が性犯罪に走るのは避難生活で一種の解放感を感じるからです。修学旅行の枕投げ気分で、何か派手なことをしたくなる。同時に自分たちはつらい思いをしているのだから、何をやっても許されるという甘えも芽生える。理性のタガが外れ、正常な判断ができない」

 熊本市はこうした性犯罪を防ぐために「単独行動はしない」「見ないふり・知らないふりをせず助け合いましょう」と呼びかけている。

「避難所に制服姿の警官が立ち寄るだけで犯罪者への威圧になります。女性は色が薄くて胸が透けて見えるジャージーや太ももが露出する短パンをはかないほうがいい。犯罪者は痴漢をして捕まらないと、大丈夫だと思ってレイプへとエスカレートします」(飛松五男氏)

 台風や大火事で避難する際もこうした危険はつきまとう。妻や娘に注意しておいたほうがいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事