この記事を読んで思ったこと。というよりも、元ネタとなったコメダ珈琲の記事を読んで思ったこと。
最初は、元ネタとなったコメダの記事はクレーマー臭がしたので華麗なるスルー力を発揮していたのだけど、上記の記事を読みたいがために一応目を通してみました。
すると案の定な内容であった。
というより想像以上だった。
ネタにする気マンマン過ぎる筆者
何というか、記事の書き方が作為的なんだよなぁ。
ゴールデンウィーク後半初日ということで大半の店が混雑する中、その店だけは非常に空いていたのでなんだか嫌な予感がしました。
いやいや。
この人は何者なんだよ。
飲食店評論家か何かなのか。
ここでのお客としての正常な反応はこうでしょうよ。
空いてる!ラッキーー!!
だってコメダ珈琲ってチェーンだもん。
得体のしれない個人店なら、ガラガラの店内を見て嫌な予感がするのはわかるけど、チェーン店の感想で、これはない。
しかも安定のコメダですよ。コメダ。
これはどう考えてもラッキーと思う場面。
新聞は2点留めでも、ストレスなく読めるという事実
意外と検証するのを怠ってしまいがちなんだけど、疑問に思ったので自分で試してみた。
新聞の2点留め。
上と中央部分だけホッチキスで止めた。
結果。
ふつうに読めた。
何の問題もなかった。
みなさまもお試しあれ。
意外に問題なく読めますよ。
他のお客さんが、仮にこの事実に気付いても「ま、いっか」とスルーしていたのも頷けますね。正直どうでもいい。
筆者は、ガラガラのコメダ店内を見た時点で、既にあら探しを始めていたのでは?
そんな邪推もしてしまう。
もしコメダが混んでいたら、筆者は新聞の2点留めにクレームをつけていただろうか。そんな小事には気にもとめず、コーヒー片手に優雅なひと時を過ごしていたのではないか。
上にリンクを張ったブログ主の方は、「お客様としてお迎えしている以上、アルバイトだろうがなんだろうが、最低限の礼は尽くすべき」といったことを主張されている。
この方はサービス業に就いている方なので、接客に関してはプライドをお持ちなのでしょう。
ただ、今回のコメダの一件に対して、本職の方がこれだけ冷静に客観視できることに対して、ぼくは逆に恐ろしさも感じる。ぼくなら間違いなくイラつく。
だって筆者は、最初からあら探しする気マンマンでサービスを受けているんだもの。これはお客とサービス提供者の関係として不健全だと思う。
サービス業というのは基本的にお客さんとの信頼関係の積み重ねですが、この店はことごとく不信感を募らせる接客、サービスでした。非常に残念。
サービス業とは、お客と店員(あるいは店)との信頼の積み重ねである。
その通り。
だがしかし、それは客側が一方的に積み重ねてもらえるものではなく、お客の側も「善い客」としての実績を積み重ねていく必要があるものだとぼくは思う。