蹴球探訪
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【プロ野球】巨人が首位返り咲き 8回にギャレットが決勝適時二塁打2016年5月4日 紙面から ◇巨人3−2広島
巨人が逆転勝ちで連敗を3で止め、首位浮上。0−2の4回に失策と村田の適時打で追い付くと、8回にギャレットが勝ち越し二塁打を放った。田口は7イニング2失点で、マシソンが3勝目。広島は7回無死二、三塁を生かせず2位に後退。 ◇ 由伸巨人が天敵をようやく沈め、わずか2日で首位に返り咲いた。その立役者は、悩める主砲・ギャレットだ。同点の8回2死一塁から、右中間を切り裂く適時二塁打。勝負強さを見せ、4番の重責を果たした。 相手は、昨季3度対戦して1点も奪えなかった広島・ジョンソン。そんな左腕に対し、ここまでの打率が2割台前半の助っ人が意地を見せた。「ジョンソンの調子は良かったし、自分も本調子ではない中、打てる球が来たらしっかり強く打とうと思った」。好球必打あるのみ。米3A時代に対戦したことがあり、その時の感覚も思い出しながら打席に向かい、会心の一打でチームの連敗を3で止めた。 「ここという時に4番が打ってくれたので、勝つことができましたね」。高橋監督は満足げに振り返った。ギャレットが結果を残せなくても、打順を入れ替えることをせず、辛抱強く4番で起用。指揮官は「なかなか結果が出たり出なかったり…。本人も何とか良い結果をと努力してますし、気持ちの成果が出たのかな」と続けた。 ギャレットは本来の打撃を取り戻すために、ここ最近は早出特打ちを敢行。この日の試合前はかつて巨人で活躍し、現在は駐米スカウトを務めるエドガー・ゴンザレスさんからも「練習の内容は良い。あとは楽しんで」とアドバイスをもらった。まさに即効。4番はその言葉をしっかり胸に刻み、天敵退治に成功した。 (園田佳子) PR情報
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